ピアカウンセラー
皆さん、ピアカウンセラーというものをご存知でしょうか。
ただのカウンセラーさんでは無いんです。
ピアというのは、仲間という意味であり、例えば、「私は身体障がい者です。同じ仲間の人の悩みなどを聞きます。」というのが、ピアカウンセラーというものです。
これも資格を取らなければならないものですが、心理士/カウンセラーとは違うのは、仲間だからこそ、当事者だからこそ、同じ仲間の話を聞いて、支えになってあげるというものです。
最近は、精神疾患が本当に身近に感じられるようになってきました。
当事者である方々も、中にはピアカウンセラーになりたい、資格を取って悩みを聞いてあげている方もいらっしゃいます。
これ、何が言いたいかというと、私も資格を取ってみようかなと思っているところで、まだ、はっきりとは決まっていないので、資格取ったきりになるかもですが、まぁ、将来役立てることが出来たらなぁと。
この、ピアカウンセラーという存在を知って、かなりびっくりはしたのですが、
それで思い出したのが、去年の2023年、私はいつも通り、タリーズコーヒーでくつろいでいたのですが、その時間帯は大抵、お仕事中の方だったりが多く、スーツを着た人が多いです。そんな中、聞こえてきたのが、同じ職場の方でしょうか、凄く優しそうな眼鏡をかけたスーツ姿の男性が、自分より年上の方の話を聞いていました。私はそのまま盗み聞きしていたので、何の話をしているのだろうと思えば、相談していた方は、どうやらADHD疑惑のようで、こんな事で困っているなどと話していたのです。相談に乗ってあげていた方は、物凄く物知りでした。何故なら、医者並みに、その方の話を聞いて「あぁ、この症状じゃないですかね」とか「発達障害かもしれませんね」とか、凄く的確だったんですよね。
なので、もしかしたらあの人もピアカウンセラーさんだったりしたのかなと思いましたが、あるいはただ本当に優しいサラリーマンさんだったのかなと思いました。職場に中々、そういう方はいないと思うので、そういう方がいるだけでも、心の支えになりますよね。