NN開成そっくりテスト最終回の結果公開
ひぐらし坂の母でございます。
数年前に中学受験を終え、無事に開成中学に合格しました。
このnoteでは息子の中学受験を振り返り、親子のメンタルを最強にするための考え方をお伝えしています。
中学受験は究極的には【親子のメンタル】が重要です。
特に【母親のメンタルが9割】というのが私の持論です。
このnoteの基本姿勢はプロフィールをご覧ください。
さて。
いよいよ早稲アカのNNが最終日を迎えますね。
数年前、ウチはNN開成のそっくりテスト5本勝負を受講しておりましたので、最終日は名物のアレをやってきました。
そしてなにより最後のそっくり模試!
このテストでどんな結果が出たのか。
そしてどんなテンションだったのか。
リアルな結果を大公開します。
開成そっくりテスト最終回
年明けから始まったそっくりテストも5回目となり、最終回を迎えました。
そもそも早稲アカのそっくりテストはネタ扱いですので、どんな結果が出てもあまり気にしておりませんでした。
以前の記事にも書きましたが、本当に早稲アカのそっくりテストは『テスト時間と配点のみ』がそっくりだという意味と捉えて間違いありません。
内容についてはマニアック路線なので、メンタルが弱い方は受験しない方が良いかもしれません。
そして、NN開成そっくりテスト最終回のなによりも大きな目玉は、テレビでもさんざん見かけたこともある、アレです。
【合格】のハチマキをしめて、拳を突き上げ大声で叫ぶやつ。
絶対にー!!!開成にー!!!ごーかくするぞー!!!
まだ子供が小さいころ、テレビでこの光景を見て「マジか!」と驚愕した覚えがあります。
「たかが中学受験で、なんなんだこの騒ぎは!」
などと思っていたのですが、いざ当事者になってみるとめちゃくちゃ気合が入ってしまい、涙ぐんで大声を上げておりました。
「絶対にー!!!開成にー!!!ごーかくするぞー!!!」
日々の勉強に勤しんだ息子や、その仲間たち。
この時は「本当にみんな合格してくれ!」と心から思いました。
そのくらいアツい行事でした。
もしかしたら今年は例のウイルスのせいで、このアツい行事がなくなってしまうのかもしれませんね。
これをやったことでなにか大きな効果があるのかと言えば、絶対にそんなことないのですが、なんだか妙にアツくテンションが爆上がりするので一生に一度の中学受験の思い出にやってみる価値はあると思います。
今年は小規模でもやるのでしょうかね?
皆でテンション上げて、ウチの息子も拳をつきあげていたのですが、実際の成績はめちゃくちゃヤバすぎでした。
これが数年前、NN開成そっくりテスト最終回に息子が叩き出した点数です!
35%て!
受験数日前ですよ・・・
よりによって、最後のテストでコレです。
これは完全に終わってますし、どんなに自信満々なポジティブボーイでもさすがに凹むでしょう。
この日、最後のNNが終わってから帰り道にご飯を食べに行ったのですが、息子は大好物のハンバーグさえも味を感じなかったらしいです。
まるでスポンジを噛んでいるような感覚だったとか。
そりゃあそうでしょうね。
数日後に受験する、大本命第一志望校の合格可能性が35%・・・
でも
結局、開成中学に合格しました!
なので、早稲アカNN開成の模試はネタ扱いで良いのです。
いいですか?
これは塾が勝手に作ったテストの点数なのです。
本番の受験とは全く関係のないものなのです。
このテストでどんな結果が出ようとも、実際の入試にはまったく関係がありませんから、正々堂々と自信満々で受験に挑んでください!
このテストの落とし穴
終わってみてわかるのですが、このテストには大きな落とし穴があります。
本番まであと数日という時期にあるテストなので、メンタルへの影響が大きすぎるのです。
ウチの場合、35%という最悪な結果だったので、むしろやる気に火がついてがむしゃらになりました。
このままでは絶対にヤバい!という危機感が生まれ、最後の最後まで全く気を抜くことなく、ギリギリまで尖り続けました。
追い込みタイプの子はこのように最後まで気を抜かずに突っ走れるので、むしろ良い点を取らないほうが本人のためになるのではと思っています。
逆にこのテストで良い点を取ってしまった場合。
最後に優秀な成績の子が表彰されるシステムになっています。
(2021年はちがうかもしれませんが・・・)
何百人と集まったNN開成受講生の前の檀上に並び、「君が最優秀だ!」とか「おめでとう!」なんて言われて拍手喝采を浴びます。
テンション爆上がりですよね。
自分の結果がとても良かったことで、これだけの大人数のなかで今までにないほど褒められまくるのです。
でもこれ、めちゃくちゃ危険だということはお分かりいただけますよね。
喜びのマックスがNN開成の最終日になってしまうことがあるんです。
本当なら、数日後の本番まで緊張の糸を緩めてはいけないのです。
「おめでとう!」なんて言って、大騒ぎで喜びまくるのは、まだ早いのです。
実際、ここで表彰された子が何人も不合格になっています。
(もちろんちゃんと合格している子もいますけどね・・・)
受験生なら皆「早く終わりたい!」と思っています。
受験勉強を一生懸命やっていた子ほど、辛く苦しいのです。
だからこそ、この時期に「おめでとう!」の前借りはヤバいのです。
喜ぶのは一度だけ。
本命校の合格発表日だけで良いのです!
ウチの場合、一生懸命がんばってきたにも関わらずとんでもない成績だったので、親子ともども「このままではマジでヤバぞ!」と、本気で身が引き締まったのが幸いでした。
もし。万が一。
息子は成績優秀者として檀上で表彰されていたとしたら・・・
私はめちゃくちゃ喜んでしまっただろうと思います。
「よかったね!おめでとう!」と、受験数日前に言ってしまったと思います。
今考えれば
NN最終日に最悪な成績を取ってきて良かった・・・!
本気でそう思っています。
もしとても良い成績を取ってしまったら、最後の表彰式は出席せずに早めに帰宅することをおススメします。
いまこの時期に喜びでいっぱいになってしまうのは危険です。
本番は、まだもうちょっと先。
喜びの前借りは厳禁です!
表彰されるほどの成績でなくても、比較的良い成績だった場合でも要注意です。
決して本番まで気が緩むことのないように。
飽くまでこのテストはネタなんだと言い聞かせてください。
これからの数日間で大逆転しますから。
ここはもうお風呂でゆっくりリラックスして、本番にむけて万全のメンタルを保ってください。
母親のマインドチェック
・最後の最後まで緊張の糸を緩めない!
・NN開成のそっくりテストはネタ!
・「おめでとう」の前借りはしない!
・数日後の本番で最大のパフォーマンスを発揮すれば良し!
・これからまだ大逆転がありますから!
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