心の問題と向き合って何年くらい経つでしょうか?
最初は知らないふり
次はその境遇にどっぷりつかり
怒りと本音が外にあふれ出し
いつの間にか浄化される
今ここにたどりついてみて
山の頂?
それとも上空からかな
これまでたどってきた道のりを眺めます。
でも現在たどりついたこの場所は
まだまだ 5合目なのかもしれない
とも思う。
家づくりの打ち合わせでは
家族間の問題に向き合う事が度々あるし、
心の整え の仕事では当然 家庭内の人間関係に触れる。
そして部屋の片づけで物を整えていても
同じように家族間でのひずみが浮き彫りになるもので
よくあるのが娘と母親との関係について
(片づけの対象が成人女性が多い)
ある方は自分の服の好みがよくわからないという
よく話を聞くと今もお母さんに勧められたものを今も着ていて、自分の理想がわからないと
ある方は自分が片づけられないのは親のせいだと
片づけ途中に怒りがあふれ出す方もいる
自分を心配して、親いろいろと持ってきてくれるが
実はほとんど使っていない
でも親からもらったものは手放せない
40歳50歳ともうしっかりと大人
経済的には自分の足でしっかりと立っている方でも
母と娘の関係はいつまでも
腹の底でくすぶっている方が多いように感じる
そんなことを感じながら
この数年過ごしている中で
母親の暮らしを片づけることになり
これまでの長い(いや振り返るととても短いな)道のりを改めて振り返ることになっている
それは 心の病を抱えてきた私にとって
もしかしてとてもシンドイ作業になると思いきや
多分私の心はこの数年でしっかりと浄化され
つい半年前まで 小さくはなっていたようでも確かにあった
腹の中で抱え込んできたモヤモヤや怒りのような気持ちが
空っぽになっていることに少々驚いた
とても平穏
とても静か
善悪のない 穏やかなフラットな状態に心が行きついていて
彼女との関係性が完全に置き換わっている
頭の中で渦巻き 絡まっていたモヤが
自分自身の内側を磨くうちにすっかり無くなっていた
解決困難と思っている問題も
自分の考え方ひとつで、一瞬で解き放つことが可能なんだな
きっと
そんな気付きをくれたのが 暮らしの整え
モノをときめきで残す
暮らしを心地よくする
家族であっても他者
他者は関係ない自分自身との向き合いの時間
誰かを変えることはできないけれど自分は変われる
さあ 母娘問題でこれまでくすぶってきた人生に
終止符を打ちたいとおもうなら
是非行動して試してみてほしい。
そしてどんな変化が起こるのか、あるいはどうすれば良いのか
報告や相談を是非連絡してほしいと思っています◎