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『しょうけい館』での講話会 無事 終了しました!

私は自分の祖父が戦争に行った話を漫画にして描いてきたのですが、それを読んだ猿渡さんという方がDMを下さいました。

それがご縁で、猿渡さんから聞いた、お父様・お母様・叔母様などの戦争体験も漫画にして描いてきました。

猿渡さんは、戦争のことを語り継いでいこう! “承継” していこう!といったコンセプトの『しょうけい館』というところで語り部をなさっています。

12月10日(日)13:00〜
『しょうけい館』で、猿渡さんと私との講話会が開催されました。

『しょうけい館』は東京都千代田区にあります。
普段 地元 成田市から外に出ない私は、久しぶりに電車に乗って、えっちらおっちら やってきました。

最寄り駅は九段下。「九段下〜 九段下〜 九段下に到着です」という車内アナウンスを聞いたとたん、私の口から思わず「♪九段下の駅を降りて 坂道を〜」という歌が出てしまい、隣のお姉さんにギョッとされました。

その後すぐに発車ベルが鳴ったのですが、発車ベルも ♪九段下の駅を降りて 坂道を〜 のメロディだったので「ほらね!」と、独り言…
独り言が多いのは年齢のせいでしょうか。

『しょうけい館』は九段下の駅から徒歩3分。息子と娘とも合流。場所もすぐに分かりホッとしました。

「あんまり人が集まらなかったらどうしよう… 何ヶ月も前から準備してくれていたスタッフの皆さんに申し訳ないな…」なんて危惧していたのですが、そんな心配を吹き飛ばすかのように沢山の人が集まって下さいました。

猿渡さん挨拶


私 挨拶


猿渡さん講話


私は猿渡さんとお会いするのは今日が初めて。
漫画では想像でお顔を描いていたのですが、なんとなく似ていて、びっくり嬉し!でした。


『新ひぐらし日記』16話「語り部 Sさんの話」より

このお話は note内 “紋白蝶” で読めます。
まだ読んでない方はぜひ読んで下さいね!

私の講話

前のスクリーンに大きく、話に合わせた漫画のシーンなどのスライドが出ます。喋りはそんなに得意ではないけれど、なんとか頑張りました。

質疑応答の際もご来場の皆さんから色々なご質問をいただき、ありがとうございました。


最後に どん太も挨拶

どん太は会場に来ていたのですが、司会者の方から「日暮えむさんの息子さんで、背景とカラーを担当しています、どん太さんです」と紹介して頂きました。

『X』でのお友達など、アイコンは知っていたけれど、初めてお会いする方もいらっしゃいました。

『note』からはカッピーさん💖
横浜からいらして下さって、ありがとうございます!席がなくて後ろで立ち見だったそうで、申し訳ありません。
最後、お話したかったです!すみません🙇‍♀️バタバタしていて… 

私の漫画本『ひぐらし日記』を持って来て下さり「サインしてもらえますか」という方もいらっしゃって、感激しました。


講話会の後、猿渡さんがお食事に連れて行って下さいました。
初対面だけれども、連載の間ずっとメールでやりとりしていたので、なんだか初対面という感じがしません。

その後、近くにある『靖国神社』へ参拝に行くつもりだと言うと、猿渡さんが案内してくれることになりました。(ありがたい✨)


右奥に見える金色のが「玉ねぎ」

緩い坂道を登って行くと、武道館が見えました。
私が「♪光る玉ねぎ〜」と歌うと、娘が
「何その歌?」だって!
今の若い子は知らないのねー(^^;;


途中にあった風見鶏

普通、風見鶏って「N」と「S」ってなってるじゃないですか。これは漢字で「北」「南」ってなっていたので、珍しい!と思って撮りました。


靖国神社の入り口で記念撮影

猿渡さんが「えむさんのSNSに載せてもらって大丈夫です。ボク顔出しOKだから!」と言って下さったのに、後光が眩しすぎてお顔が見えません。笑


大村益次郎の銅像

明治26年、日本で初めて作られた西洋式銅像だそうです。
上野戦争で参謀を務めた大村益次郎。この銅像は上野の方角を睨んでいるそうです。

靖国神社に到着

夕方の光が美しく、神々しい雰囲気です。

重ね菊 16弁

「菊の御紋」とも呼ばれる天皇・皇室を表す紋章。
16弁はここだけに許されていて、お土産の袋などに描く時は、あえて15弁とか17弁とかにしているそうです。


開花宣言に使われる桜の木

毎年 気象庁が発表する開花宣言に使われている標本木が境内にあります。
この木の桜が 5〜6輪 咲くと、東京の開花宣言になるそうです🌸

猿渡さんが案内して下さったお陰で、私と子供達だけで行ったら 到底 知り得ないような歴史、政治的背景などを知ることができ、とても勉強になりました。

猿渡さんは語り部をなさっているだけあって、ものすごく博学なかただと思いました。


私の後ろ姿(撮影:娘)

折りしも、銀杏が一番きれいな季節に参拝できました。


私が「しょうけい館の前で 1枚も写真撮ってなかった!」と言い、猿渡さんと別れた後、また『しょうけい館』まで戻って撮影。

靖国神社から『しょうけい館』までは、歩いて 10分くらいの距離です。


こんな感じで、普段 漫画ばかり描いて、家の中に閉じこもっている私が、今回とても充実した一日を過ごすことができまた。

猿渡さん、ご来場くださった皆さん、『しょうけい館』のスタッフの皆さん、ありがとうございました!

UPした講話会の写真は、後日『しょうけい館』のスタッフさんがメールで送って下さったものです。
終始ムービーも撮影して下さっていました。
そのメールに「講話会史上 一番多い来場者数」と書かれていました。
館長さんも「始まって以来の大盛況」とおっしゃって下さっていました。
何より嬉しいことです!本当にお世話になりました。

今回 来れなかった皆さんともいつかお会いしたいです。いろんな所でこういったイベントができるよう、今後も頑張っていきたいと思います。




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日暮えむ
「せっかく この世に生まれてきたのだから、1冊でもいいから自分の本を残したい」子供の頃から本好きだった自分の夢をかなえるべく、エッセイ漫画を描いています。よろしくお願い致します。