アメリカdeバスケ19~高校バスケ⑮リーグ戦~
アメリカの大学スポーツと言えば、NCAA(National Collegiate Athletic Association )だ。
ウィキペディアによるとNCAAは、
アメリカ大学スポーツ協会のこと。協会が主催するスポーツのリーグ戦などのことを指すこともある。協会自体は主に、大学のスポーツクラブ間の連絡調整、管理など、さまざまな運営支援などを行う。
本部はインディアナ州インディアナポリスに設置されており、協会が運営する競技会の種目は、アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケー、テニス、ゴルフ、陸上競技、アマチュアレスリングなど。大学運動協会としては世界最大規模。アメフト、バスケットボール、アイスホッケーなどのリーグ戦がテレビ中継されるなど人気が高い。
現在、NCAAは23の競技で90の大会を運営している。全ての競技を合わせると、1,200以上の大学から4万人以上の選手が大会に参加している。NCAAの競技に関わる選手の数は36万人にのぼる。
(By Wikipedia)
NCAA以外にも大学スポーツの組織がある。それがNAIA。主に少人数制の4年制大学(ほとんどがPrivate school)が所属する大学スポーツ連盟である。また、2年生大学では、NWAC、CCCAA 、NJCAAがある。
(大学については、今後もう少し詳しく書きたいと思います)
実は、高校も大学と同じようにスポーツをやる上で組織がある。
全体を取り仕切っているのが「NFHS:National Federation of State High School Associations」という組織で、各州の組織がここに所属しているようだ。
私が通っていたUniversity of San Diego High Schoolは、カリフォルニア州であり、「CIF:California Interscholastic Federation 」に所属していた。
https://www.cifstate.org/landing/index
日本でいう、全国高体連:全国高等学校体育連盟、がNFHSで、各都道府県の高体連がCIFなどのAssociationということになるのか?
大きな違いは、全国大会がないこと。しかも、各ディビジョンで優勝となることから、CIFは州全体の優勝チームを決めない。各ディビジョンでトーナメントが行われて、それぞれで決勝がありチャンピオンになることが出来る。
(イメージ図を作成してみたので参考にしてみてください)
ディビジョンは学校の規模(生徒数)によって決定している。ディビジョンン1がいわゆるビックスクール。プレイベートスクールになるとだいたいディビジョン3~となる。
今は、私が留学していた20年前は存在しなかった、オープンディビジョン、と言うものが存在する。これにより、ディビジョンの枠を超え、地域、そして州のトップを決める、ということが行わているようだ。よって、実質オープンディビジョンで優勝したチームが、そのシーズンのカリフォルニア州全体のNO.1チーム、ということが言えそうだ。
カリフォルニア州も大きく、全体をNorth(NorCal)とSouth(SoCal)に分けられる。さらに、そこから各セクションに分けられている。私の所属していたユニ(University of San Diego High School)は、サンディエゴセクションに所属。
まず、レギュラーシーズン(リーグ戦)はディビジョンは関係なく学校のロケーションを基本にグループに分けられている(留学時代はサンディエゴセクションには12リーグあった模様)。ユニはWesternリーグ。おそらく各リーグにディビジョンもバランスよく分けられていると思う。
Westernリーグは7チーム。ホーム&アウェイで12試合をして順位が決定する。試合は主に水曜日夜と土曜日だったように思う。アメリカでは平日の夜に試合をするのは普通。平日の夜であっても、たくさんの生徒や先生たちが応援に来てくれる。もちろん相手チームからも応援に来る。特にシーズン最後のホームゲームは盛り上がる。想像以上。映画並み。
リーグ戦の試合の事は、ほとんど記憶にない・・・苦笑
全勝したLa Jolla高校との試合は負けまいと戦っていたのをなんとなく覚えている。接戦もいくつかあったんじゃないかな。
リーグ戦は結果をみると、9勝3敗で最終結果2位でディビジョン3のサンディエゴセクションプレーオフに進出した。
つづく・・・