アメリカdeバスケ12~高校バスケ⑧夏休みその1~
アメリカの学校は6月始めには終了し、8月末まで夏休みだ。
2月にアメリカに来たばかりなので、初めての夏休みはアメリカで過ごした。
子供たちの夏休みの主な過ごし方は、家族と過ごしたり、サマーキャンプに個人やチームで参加したりする。
サマーキャンプでは、スポーツだけではなく数学や美術、科学など様々な分野で開催されている。子供たちは興味のあることに夢中になれるし、仕事のある親としては平日昼間に安心して子供を預けておくことも出来る。
私もこの夏はいろいろなことをした。
・チーム練習や試合
・ポイントガードバスケキャンプに泊まりで参加
・キャンピングカーでキャンプ
夏休みでのチーム活動は練習以外に、大学主催のサマーキャンプや高校主催(?)のリーグに参加した。
サンディエゴ州立大(UCSD)が開催しているチームサマーキャンプに参加した。3日間にわたっていろいろなチームと試合をするキャンプだ。
大学には体育館が複数あり、多くのチームを集めて試合をするのに十分な数のコートがある。
キャンプでは、カテゴリー別でリーグが行われるので自分達の実力に合わせて選び参加する。
日本でいうAチームリーグ、Bチームリーグ、ルーキーチームリーグなどに分けられる。
UCSDのサマーリーグは毎年人気で参加チームが多い。そのため、さらにカテゴリー毎にレベル分け(強~弱)してリーグが組まれる。レベル分けは基本コーチが自ら決めて申し込む。
A,Bチームは室内でプレーしていたが、ルーキーチームは外コートでプレーしていたように思う。(外にも複数のバスケコートがある)
試合は1日2~3試合、3日間で6~9試合程度プレーすることが出来る。1,2日目にリーグをして3日目にトーナメントをするので試合数が少し変わる。勝てばそれだけ試合が出来る。
毎試合が1時間以内で終わるようにルールも工夫されている。
・本来アメリカの高校は8分クォーター制だが、キャンプは30分流し(ランニングクロック)ハーフ制
・残り2分で点差が1桁の場合のみ、タイマーを止める。延長はサドンデスで先に決めたら勝ち
・シュートファールは自動的に1点入り、フリースロー1本のみ
・ショットクロックなし
など。
基本的にポストシーズンに参加していた選手で参加した。夏休みなので強制参加はない。そのため選手の人数が少ないこともあった。
沢山の選手のプレーがみれたり試合が出来たのは嬉しかったしワクワクしたのを覚えている。
つづく