歴史とは、過ぎ去った時間。物語のこと。
物語は人々が織りなす事件を教訓とし、現代に生きる我々を考えさせる。ときに姿を変え寓話や絵画になり、ときに姿を失い音楽になる。
過ぎ去ったはずの時間が、再び現代に蘇り私たちの時間を生きていく。
時間とは何だろうか。
かつて時間は円環と考えられていた。朝が来て、夜が来て、また朝が来る。春になって、夏になって、秋になって、冬になる。そしてまた春がやってくる。
終わることのない永遠の螺旋。昔の人は世界に絶望した。死後の世界まで輪廻するのかと星々を眺めながら泣いたに違いない。
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