OpenAIのサム・アルトマンが電撃解任!取締役会でクーデターか?黒幕はマイクロソフト?これまでの事実を元に解説します
衝撃のニュース。サム・アルトマンがOpenAIを退任すると。
https://openai.com/blog/openai-announces-leadership-transition
公式ブログより。表現がかなり過激。めちゃくちゃ意訳してしまうと「会話に率直さが足りず解雇した。無能だから今後を任せられない」と言っている。
ChatGPTの評価は?
アルトマンに対しての配慮が足りないとのこと。それはその通り。
そして
わざわざこのような表現をするということは内部で意見の対立があり、クーデター的な電撃解任であったことが推測される。
そもそも円満な退任であれば「彼の長年にわたる功績はここでは語りつくせない。ただ会社の進化と共にCEOに求められる役割も変化した。より適切な人に引き継ぐべき時がきた。それはどの会社にもあることで、我々もその時が来たということだ。会社のさらなる発展のために彼は会社を去ることになる。」くらいは言うはず。
まずは先月の10月25日の投稿。もしかするとこのころに既に今回の件が決定的になっていた可能性も。
アルトマンのXのプロフィールは以下のように変わっていったらしい。(事実は未確認)
プロフィールをChatGPTに聞いてみました。
ダビデの星はユダヤの象徴。アルトマンはユダヤ人。どのような意味を込めているのか…ナチスから迫害されたのとかけて取締役会で迫害されていることの暗示?
日本でテレビにでも出ていたシェイン・グウ氏は10月に電撃的に転職
つい数時間前のツイート。そのうち消えそうなのでスクショで。
10月に何かがあった可能性が高い。完全に推測だが10月9日に取締役会があってOpenAIとマイクロソフトのイベントが終わった後の解任が決定され、それで呆れて転職したとか?
大きいイベント前の解任は流石にできずに今日の解任になったとかいうのはありうる。
11月1日のケンブリッジ大学?のイベント
始め見た時に「なんか精気がないな」という印象を抱いたが、既に決まっていたのだろうか?
マイクロソフトは発表の数分前まで知らなかった模様。なのでマイクロソフトが乗っ取ったとか何か影響を及ぼしたというようなことはなさそう。
アルトマンと一緒に8年間、アパートの頃から事業をやってきたグレッグ・ブロックマン氏も辞めるとのこと。
新しい取締役会のメンバーは
イリヤ・サツケバー氏
ヘレン・トナー氏
アダム氏
彼らはAIの安全性を重視しているとのこと。
翻訳すると
アルトマンがストアリリースで事業を加速させたことに対して、安全性の確認が終わってないのに進みが速すぎる、という感じの対立があった可能性も。
もう一つの説はアルトマンが利益度外視でもっと利益を重視するべき、というような争いがあったかもという意見もある。個人的にはこの推測は可能性は低そう。OpenAIのバックエンドはほぼ全てAzureだろうし、投資しているマイクロソフトから破格の金額で無尽蔵の利用のサポートを受けているはず。マイクロソフトは日本の小さなパートナー企業にさえ、10万~数千万円の無料サーバー利用の支援をしてくれる。元々のOpenAIのビジョンを考えるとより儲けるべきというような声はOpenAI内部には少ないのではないだろうか?
スピードvs安全性で取締役メンバー間で意見の相違があったか?または他の全然違う何か問題があったか?深刻な対立があったとすると内部メンバーからのリークが今後大量に出てくる可能性もありうる。
今後もしばらく目が離せません。
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