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M・STORIES 15/100 「わがはい日記」

ある日の事

とっても良い言葉なので書き留めておこうと思います。

『昨日の発言に責任をもたない。なぜなら、人間は日々成長するので、昨日のその場所に止まってはいられない。』

この言葉を聞いた時、肩の荷が降りた感覚がありました。 刷り込み、これまでの教育の賜物で、最初にきちんと目標を立てて脇目も振らずその目標に向かって突き進む。という美学。 私は目標が決められない子供でした。なぜならフラフラやりたい事が変わっていく自分を知っているから、一つの目標に絞れず、自分の興味がどう転がるかわからないので目標が立てられない。 そして目標が立てられない自分はだらしのない悪い子だと思っていました。周りのみんなは大きな目標を掲げ、一生懸命努力して勝ち取って。本当にすごい同級生達でした。

私にとって目標とは、縛り付ける、不自由な事柄でした。一度目標として発言すると「そうしなければならない」があって、その後もっと良い考えや、また別のことが浮かんでも 発表してしまっている目標に縛られてしまう。

それが『昨日の発言に責任をもたない』は救われますよ。

その発言をした時点では、最善の考えで嘘偽りはない言葉なのです。でも日々経験や情報に触れれば、もって良い考え、もっと別の考えが出て当然であるはずなのです。 だから以前の発言と現在の発言が違っていても 自分の成長によってその意見に至ったのだから良いことなのです。

さらに言えば、今の意見はどんどん吐き出すべきなのです。それがないと次のもっと良い考えが出てこないから。

誰かを傷付けようが、怒らせようが今の気持ちを吐き出していく。

傷ついたり怒ったりしたなら、確かに引き金は私の発言だったかもしれないけど、傷ついたり怒った人の問題であって、私は関係ない。勝手に傷ついて怒っているだけ。だから、人がどう思うかなんて考えず(考えて発言しても傷つく時は傷つくし、怒る時は怒るのよ)私の考えを話していこう。

私はこう思っている。

私はこうしたい。

私は好き。私は嫌い。

これで良いじゃん。

今日は以上


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MURI 熊野夢里 IYA
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