M・STORIES 29/100 「わがはい日記」
ある日の事
今週の蟹座さんの運勢。なあんて見つけると目を皿の様にして読んで凹んだり嬉しがったり、占いって本当に好き。今週は黄色なんて書かれよう物なら、クローゼットの黄色を探して引っ掻き回して。 でも覚えているのはここまで。認知症ではないと思うんだけど、半日も過ぎると今週のことなのか先週のことなのかごちゃごちゃになってわからなくなってしまう。それなのでせっかくこうしたら良いなどと書かれていても、結局そうはできずに終わっちゃうんだけどね。でも占いは好き。ワクワクするじゃない。
ここ2、3日占いづいてるの。タロット占いとタロットの様なカード占い(タロットではないらしい)。過去、現在、未来。占い師さんの解釈。
いろいろなことを言われたのだけれども、2人とも結局同じことを言っていた。動きがないカード。この共通点は何だろう。
占いは大好きだけど、信じてるけど、どこかで「所詮・・・」と思っているところがあるの。当たるも八卦あたらぬも八卦。でも何処かに本当にわかる占い師がいるはずとも思っている。だからとっても失礼ながら占いを生業としている方々のほとんどがハズレだろうと。でもそれは解釈が浅いだけで出ているカードなり数字なり結果はきっと同じなんだろうね。と言うかそうなんだわ。それぞれ出た結果を元に解釈を展開して助言まで膨らませるんだけど、全てはその占い師さんの経験が物を言うんだね。
今回見てもらって出てきたカードのキーワードは動いていない、動けない、同じところを回っている、方向性がわからないと。言われた私のイメージは「泥沼に立って、気持ちは動きたいのに足がびくともしない。」こんな感じ。動けないのは足先だけなので、きっと間も無く板を見つけたり紐を見つけたりするよ。
占いは解釈によって全然違ったものになる。ちょっと違うな〜と思ったら結果をいただいて自分で意味を考えてみると良い。占いの勉強にもなるしね。自分のことをもっと眺める練習にもなるね。
人って自分のことわかっているつもりでいるけど、一番わかってないのは自分だったりするからね。
一つ、占いはまずは疑ってかかれ。
一つ、自分のことは自分がいちばん知らないと知れ。
一つ、占いは自分で解釈してみる。
一つ、占い師さんはみんなすごい。
今日は以上
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