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仕事に通づるポジティブシンキングとロジカルシンキング
こんにちは、アートディレクター&フォトグラファーの鈴木ヘレンです。
「石橋を叩いて渡る」という言葉をhigotoメンバーである林と梶原がそれぞれの性格を掴んで話していた前回までのhigotoのヒトリゴト。
最後に残った私、鈴木は?
「石橋はそこからしか見えない景色を楽しみながら渡る」
ですかね。実はこの言葉を知った小学校の時は「石橋を叩いたからできてしまった穴はどうやって修復するんだろう」、「ヒビや穴が開いた石橋を見たらその石橋を渡るのをやめる人はいるのだろうか」かと考えていました。元々は確認しながら進みなさいよっていう教えですが、当時から石橋は渡ること前提で、「どうやって」石橋を渡るかということに注力していました。あの頃からこの根本は変わっておらず、叩いてできてしまったヒビや穴は直せばいいし、今は「少しのヒビや穴があっても、景色を楽しんで渡ってしまえば、気にならない」とその過程すらも楽しもうよ!とスーパーポジティブになっております。笑
人前では出さないポジティブシンキング
そんな(自称)ポジティブシンキングな私ですが、あまり人前ではその威力を発揮しませんwww(発揮せんのかーい!)家族やhigotoメンバーにはポジティブシンキングをプッシュしますが、初対面の方などには「言っていいのかな?え?大丈夫?」という感情と、ちゃんと話を聞いてまとめなくちゃという気持ちが相まってほぼド緊張しちゃってます。もうこんな時は何度も会って、相手の考えを聞いて、話して、ようやく話ができ始めるのがセオリーだったのです。「だったのです。」お分かりですね?過去形になっている。それは、私のセオリーを飛び越えてきたのがhigotoメンバーの梶原だからです(笑)彼女は頭のいろんなところに話の引き出しがあって、クライアントと話をしながらその引き出しを開けては閉め、閉めては開けてを繰り返しながら、いろんな話を現場でしてくれます。同じ現場でいても毎回面白いな〜と思ってしまうほど話題は豊富です。そしていつの間にか私のド緊張もほぐれ、クライアントと話ができているのに気がつきました。彼女のパワーと明るさはhigotoの元気印。いつもみんなを引っ張ってくれる女性です。「一家に一台、梶原」というキャッチコピーがもっと世の中に広がればいいなと思います^^
デザインでも大事なロジカルシンキング
結構、デザインや写真をしていると「アートっぽい考えなの?」「感覚でやってるの?」と聞かれることもよくあります。結果としてお伝えすると、生業を「アート」としていないので、デザイン脳とロジカル脳の半々です。デザインをする場合、アートな一面はありますが、言葉で説明できないデザインは誰にも伝わらないデザインだと思っているので、いつも生み出すデザインは意味を持って作っています。デザインの他にもプロデュース(ブランディング)、プレゼンも同様に人に説明し、納得してもらうためのロジカル脳が必須です。ただ、私も誤解を与えない表現に悩んだり、難しい内容のものを理解し説明する力が乏しい時があります。そんな時、higotoメンバーの林はさっと書き綴り内容をまとめたり、冷静な判断で指摘してくれます。誰もが理解しやすいように噛み砕いて説明するスキルや、仮説を立てて検証しながら結論を導き出す考え方は、理系出身で建築家だからこそだと思います。文字だけではクールな人かと思っちゃうかもしれませんが、甘いものには目がなく、子どもに内緒で夜中にアイスを食べるのが好き(バラしちゃった!てへ)で、仕事でもよく気がつく女性です。
突然ですが…今から自慢させてください!!声を大にして言いたいので、ここから文章も太字にさせていただきます!
仕事をする上で大事だけど自分が苦手だと思っている「人当たり」、「説明するスキル」「結論の導き出し」はメンバーにカバーしてもらいながら仕事をしています!!それは1人ではすぐにできる(解決)ことではなく、3人だからできるチーム戦!最高!フゥ〜〜〜!
次の石橋を渡りに行くぞ!
8月のhigotoは本当にバタバタとしていて、それまでほぼ毎日対面だったのに、ほぼ毎日zoomで話すのみ。会えない日も多くありましたが(って言いながらzoomでほぼ1日中仕事の話してました)、この夏でたくさんの経験をさせていただきました。higotoが渡った石橋は眩い光に導かれているようで、時にはその眩しさで目を覆いたくなるような日や足踏みをしたこともありましたが、最後には道のりを楽しめたのではないかと思います。9月にかかっているhigotoの石橋は、私たちに一体どんな景色を見せてくれるのでしょうか。
では、またお会いしましょう。
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