成長期と成長痛。

「今日も伸びた気がする……」

毎朝のように、寝ぼけ眼で開口一番、私に言う言葉。起きるたびに目線が高くなっている気がするらしいのです。そんな小学校6年生の息子は、夏休みで身長が5センチも伸びるという、絶賛成長期。暑い時期は植物も子どももよく伸びる！！

足のサイズはもちろん、身長も体重も抜かれてしまったし、新学期前には靴に体操服に全て綺麗にサイズアウトしていて総入れ替え。〇〇君を追い越した！〇〇に手が届くようになった！毎日、自分なりに気が付く成長報告のオンパレード。

何より「お母さん……食べても食べてもすぐお腹が空いちゃうんだ……何でだろう……」と、私を震え上がらせる発言。現在白飯3杯コース、それでもいつもお腹を空かせている彼。これからの成長は計り知れません。

思えば、ここのところ身長だけでなく、一生懸命打ち込んでいるバドミントンもずいぶんと成長したように思います。勝てる回数が増えたり、やるべきことがわかってきたり、去年どうしてもできなくて頭を抱えていたことが、今年はすんなりとできるようになったり。

ただ、同時にちょっと強めの成長痛に襲われているようで。

体の方は、膝やかかとの痛みと闘う毎日。とにかくいろんなところが痛くて痛くて、寝ている時にも痛みが襲ってくるみたい。どこかしらとにかく痛いので「お腹すいた」の次に出てくる言葉は「痛い」。

バドミントンは、次の目標を達成させるために、もう一段階レベルアップが必要なのだけど、なかなかうまくいかない日々に感情が荒ぶることもしばしば。「頭ではわかってるけど、体がついていかないんだ！」と、プンスカ自分に苛立っています。

そんな息子を見ていると、今の自分自身に似ているなぁ、なんて思うことがあります。

1年前には「higoto」という名前すらなかった会社。挑戦をするたびに課題という壁が見えて、ヒーヒー言いながらそれを乗り越えようとする日々。その繰り返しが成長なんだなって思っています。

それに大人になると、当たり前だけど自分から何かアクションを起こさない限り成長も成長痛も味わえないんですよね。何だか膝が痛くなる時はありますが。

息子よ、母も今、成長期かもしれない。成長と成長痛はいつだってセットになっているもの。時には荒ぶったっていいじゃない。とりあえず、あなたの宇宙のような胃袋を頑張って満たしていきます。

おしまい。

PR & ディレクター　まみこ

#子どもの成長記録