愛をこじらせたアルビサポはフランス菓子屋へ行く
昨日のJリーグの再開戦を観て以来、私のなかで何かが沸々と湧き上がって来ました。
空のスタジアムに響き渡るボール音とそこで繰り広げられる選手達の熱い闘い。
あぁ、そうだ。スタジアム行きてぇ！！
そう私の中の遠征メガネの血が急にたぎってしまったのです。
よし決めた。
— はいえん (@highyen81) June 28, 2020
アルビに行く。
とち狂ったかのようなツイートを残しその勢いでアルビへ行くことを決意しました。
アルビはアルビでも目指すは茨城県つくば市みどり野にあるフランス菓子屋パティスリーアルビです。
ここへ行こうとしたきっかけについてはこの動画を参照されたい。
言ってしまえばクイズの答えが店名にたまたまアルビとつく洋菓子屋さんだったというだけです。
しかしこの時以来アルビサポとしては緊急事態宣言が解除された暁には必ずや行かなくてはと心に決めておりました。
そして晴れて県境も超えられるようになったので、いよいよこの時の誓い（？）を果たさんとした次第です。
出立の直前に妻はそんな私をサイコパスと表現していましたがよく意味が分かりませんでした。多分スルーパスとかの一種でしょう。
事前に場所を調査したところ自宅からは下道で片道およそ50Km程度。
なんだ近所か。
と安堵し身支度を整えます。
行くからには正装せねばという心持ちから下記の装いを選択（SAのトイレで自撮り）
しかし妻からは
オレンジを着て行かない時点で二流
という評価。
そんな手厳しい言葉に心を痛めつつ車を走らせること約一時間半。こちらがパティスリーアルビです。
昨年オープンしたばかりという店内は綺麗で明るい。マカロンなど色とりどりのフランス菓子が整然と並べられています。
もちろん来たからには手ぶらで帰るわけには行きません。お目当ては事前に下調べをしておいた焼き立てが絶品というこのお店の名物、某ブラジル人選手に名前が似ているカヌレです。
しかしいざカヌレを買おうとしたところ見当たりません。店員さんに「すいません、カウエ間違えたカヌレありますか？」と訊ねると「すいません売り切れなんですよ」とのこと。
これはショック。しかしその矢先に目に飛び込んできたのが
アルビロールとな。
こ、これは‥。店名を冠するアルビロール‥！
財布の口を開けようとした瞬間私の脳裏によぎったのは昨晩の再開戦を見ながら、麦の果汁とカラアゲを大量に摂取したことで一晩で体重が1.4㎏増えた事実。
これはカロリー過多どころではないな‥。しかしこれを買わねばアルビサポの名がすたる‥。
と葛藤し硬直する私を見かねたのか店員さんがこちらがオススメですよと教えてくれた。
サヴァラン オランジュ
オレンジの焼き菓子！
オレンジならばアルビ要素あり！
これを2個購入。残念ながら我が家の息子ちゃんは卵アレルギーのため食べられず。お酒入っているし。
そして目的を果たした私は踵を返し帰路につきます。
滞在時間5分。
お家に帰って来て冷たいうちに頂きます。まろやかな甘みのカスタードクリームとスポンジに染み込んだお酒がマリアージュして大変美味しゅうございました。
おおよそ予想出来ていましたがアルビロールを買うことを躊躇したことに対し妻から
やっぱり二流
と評価を頂いた次第です。
精進せねば‥！！
嗚呼早くスタジアムに遠征に行きたい。