【もうすぐ始まる】同じ場所にいるのに発生する時差とは?
ロサンゼルスを拠点に活動している映像制作会社
ハイボルのコーディネーターのSaiです。こんにちは♪
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映画のような出来事の続いている2020年も
気がついたら10月ももう残りあと数日。
ロサンゼルスの日も短くなってきています。
カリフォルニアに来て一番最初に失ったと感じたものは、
1年という時間の過ぎていく感覚でした。
気候の違う土地で暮らすまでは、
意識をしたことがなかったのですが、
四季によって時間の感覚を持っていたのだと気付きました。
いつも青空で1年を通して暖かい。
ほぼ毎日が晴天です。明るく気持ちがいいです。
毎日、毎日、毎日…「時間の流れ」ってなんだっけ…?
カリフォルニアのリラックスした人々はこのようにして、形づくられていくのでしょう。
土地や気候の影響とは本当に偉大。
さて、そんなリラックスした人格を育てている私が
最近ちょっとドキドキしていることがあります。
それが、デイライト・セービング(Daylight Saving Time)です。
日照時間が長くなる時期に時間をずらすことで、
自然光の使用率を高めて、節電しようという試み。
3月の第2日曜日に始まり11月の第1日曜日に終了します。
今年は、11月1日(日曜日)の深夜から1時間、時間がずれるのです。
一体、どういうことかというと
3月8日(第2日曜日)の深夜2時になる!
というところで、時計の針をもう1時間グイッと進めるのです。
いつものように朝7時に目覚めたと思ったら、
朝8時。ドキドキが止まりません。
前日の夜から翌朝が心配です。
デイライト・セービングが終わりを告げるのは、
11月1日(第1日曜日)の深夜2時。
今度は、深夜2時になる!
というところで、時計の針を1時間巻き戻すのです。
そうです、11月1日の深夜1時〜2時の1時間が2回繰り返されるのです!
今度は朝7時に目が覚めたと思ったら、
朝6時なわけで、ほんのり得した気分になります。
ただし、いつもより1時間早くお腹が空き、1時間早く眠くなる。
さらに厄介なのは日付が決まっているわけではなく、
第1日曜日とか第2日曜日なわけで。
いつからだっけ?と、戸惑います。
ちなみに、日本でも取り入れられたことがあったとか。
サザエさんの4コマ漫画でも、サマータイムのエピソードが登場してます。
1948〜1951年まで夏時刻法として制定されていました。
アメリカから持ち込まれたようですが、
日本人の人々には合わなかったということのようです。
アメリカの人たちが、夏時間・冬時間に慣れているか、
というとそういうこともなく、
時間が変更される日の交通事故率は通常よりも多いのだとか。
こんなややこしいシステムを最初に考え出したのは、
ベンジャミン・フランクリン。(アメリカの$100札の人です)
ベンジャミン・フランクリンとは:
アメリカ合衆国建国の父と言われ、政治家や発明家、物理学者など、
肩書きがたくさんある、多彩な方。
1784年に節電の為のアイデアとして提唱されました。
ちなみに、日本は江戸時代!「節電」の前に、電気がまだ広まっていませんね。
そんなに昔からエネルギー危機について考えている人がいたのか!?
とびっくりすると同時に、ベンジャミン・フランクリンの心配は当たりだった…
エネルギーの使いすぎは環境問題に繋がります。
「これもエコだ!」と言い聞かせて、
11月1日の朝に挑もうと思います。
どうか無事に時間の切り替えができますように。
みなさんも素敵な11月をお迎えください。
それではまた♪
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