組織に関する一考察
自衛隊、民間企業、学校組織、様々な団体があるが、今回は自衛隊と民間企業の比較を行い、組織に関する私なりの考えを述べたい。
まず、自衛官として求められる能力はなんであろうか? そう問われると、多様な能力が必要とされているといわれるだろうが、いちライフルマンとして、もっとも必要とされているのは問答無用で体力である。
確かに、明晰な頭脳も要領の良さも役に立つと思うが、それらは体力に勝らない。
なぜなら、ライフルマンとして勤務する上で体力が無ければ、部隊や仲間を危機にさらすことになるからである。ゆえに、体力が無い者は喜ばれない。
さらにいうと、プライベートで体力錬成を行うと褒められる。体力があれば、それだけ仲間と自分の生存する確率が上がるからである。
つぎに、民間企業の会社員が求められる能力はなんだろうか?
それこそ、あらゆるビジネススキルが必要である。と主張する方も多いと思う。
挨拶からはじまるコミュニケーション能力、相手の心理を読む洞察力、他者を動かす情熱、周りを楽しませる演技力、時勢を的確に判断し決断する力。
確かに、それらの技能は生きていく上で役に立つだろう。しかし、民間企業が営利を目的にしているかぎり、求められる力はだった一つ、金銭を獲得し、会社に利益をもたらす力である。
なぜなら、資金がなければ営利企業の運営はできないからである。ボランティア団体なら、やりくり出来るかもしれないが、民間企業は六ヶ月のうち2回不渡りを出せばおしまいである。
だから、例え遅刻、欠勤しようが、会社に莫大な利益を上げ続けることができれば、会社員としては合格なのである。(社会人としては失格だが)
以上のことからわかるように、求められる能力は異なるが、組織が生き延びるという一点はいずれも変わらない。
なので、自分が提供できるモノと組織が求めているモノのマッチングは重要なのである。
私も個人と社会にとって価値あるモノが提供できるように日々精進していきたい。
え? 説教くさくて、つまらなかったって? そういった方は是非コメントにて対話しましょう^_^👍
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