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最近自分がわからなくなった話2

前回の記事はこちら↓

最近自分がよくわからなくなった話の続きです。

うつ病の時に感じた"自分がわからない"と感じることがありましたが、今回は違うと思っていることは前回お伝えしました。

ここ数年で増加傾向だった資産の多くが株価暴落で吹っ飛びました。

さらに例の感染の影響が広がる中で不穏な空気も出てきています。

しかし以前はその不安がどんどん深まるような暗い思考ループになることが今回はなかったのです。

その変わり様に自分が戸惑っているというお話。

今回はその原因となっているポイントをお話しようと思います。

最悪のことを考え、自分にできる範囲とできない範囲を認識する

 以前から最悪の事態を考える癖はついていましたが、それまでは自分のコントロールできないところで悩んでしまうことが多かった。

 うつ病を経て、そこで考えることのリスクの高さと無意味さも知ったのが大きかったのです。

 そのためには情報収集をできるだけ自分でして納得のいくラインまでしておくことで心構えができると、不安を感じる時間も減りますし、行動も変わってくることを知って実践することを心がけてきました。

 自分でコントロールできないものには距離を置くという意識は地味に大きいように思います。

余裕を失わないように準備をしておいた

 逃げ場をつくるというか、選択肢を用意できる状況を常に意識しておくことの大切さを意識して実践できていたのも大きいです。

 逃げ場がないことの怖さはうつ病発症のきっかけにもなったので、逃げ場を複数作ることを強く意識する場面で経験を積んでいました。資産も減ってはいますが、こういう時もあろうかという準備はあります。

何気ない日常は当たり前ではないという意識

 うつ病の時に感じたのですが、"何気ない日常"や"当たり前"というのは意外と絶妙なバランスの上で成り立っていて、何か大きいきっかけがあれば変化してしまい、それすらできなくなることを体験しました。

 本を読むこと、外を出ること、考えること、仕事をすること、人と話すこと・・・本当に一時何もできなくなりました。

 そして1年半をかけてそういった無力感から自分で回復してきたのは、危機感を以て日々を過ごすことが習慣化してきた結果でもあり、"当たり前"という概念が薄れているように思います。むしろ変化について行く、変化していくことを意識できるようになりました。さらに貪欲さも増してきたように思います。

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一度今までの自分が壊れた

それがあったから起きた再構築とそれに伴う変化。

こういう異常事態だからこそ、それを強く認識できたというのが今回の違和感の正体であると今は考えています。

 世界中は未曽有の危機に瀕し、今も大きく混乱しており、さらに大きな波も予想できる中で、"自分がわからない"と感じたのは今後の大きな武器になるかもしれません。

 こういう状況だからこそ真価が問われると考えていますので、自分自身でやれる範囲で悔いのないようにやれることをして人事を尽くすしかないかなと思っています。

 自分を見失わないように前を向いて進んでいきましょう。

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はいみ
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