黒い斑点があるバナナの秘密
①酵素がたくさん取れる
バナナは、元々他のフルーツや生野菜、味噌、納豆などと同様、酵素を含んでイますが、熟成して黒バナナになると、さらに酵素が増え、健康効果が高まります。バナナの酵素の量は、シュガースポットに比例しており、バナナが黒ければ、黒いほど、酵素の量も増えてくるようになります。一説には、発酵によって酵素の働きは、10~100倍ほどアップする可能性があります。
② 便秘解消
バナナには、2種類(水溶性と不溶性)の食物繊維が含まれています。バナナの5分の1は、バナナの炭水化物でその内の1/3が食物繊維になり、食物繊維の割合が高いです。その食物食物繊維が多ければ多いほど、便が大きくなり、しかも水を含んでいるため、柔らかく排泄されやすくなります。
③ 肥満防止、疲労回復、美肌維持に効果
バナナには、フルーツの中でもトップクラスのビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、ヨウ酸といったビタミンB6郡が含まれております。ビタミンB6 により、体内に取り込まれた栄養素を有効な物質やエネルギー-として消化されるため、肥満防止や疲労回復に効果があります。逆に、しっかり吸収されないと、脂肪に変わってしまいます。
また、ビタミンB6は、美容ビタミンと呼ばれています。ビタミンB郡は、酵素などとともに、代謝をサポートする働きをし、特にB3やB6は、細胞や組織を修復したり、生まれ変わらせたりすることに効果を発揮します。また、血液の循環を良くするため、細胞そのものが元気になります。
④ がん予防効果
がんは、体が活性酸素に犯されることから始まります。(簡単にいうと、金属が錆びて、焦げ茶色になったような状態です)活性酸素は、侵入してきた異物から体を守るために、作られた成分なのですが、必要以上にふえると、体内の細胞や組織を攻撃し、がんやしみ、しわが起こります。
活性酸素が起こる原因は、激しいスポーツをした時、ストレス、添加物の多い食品、タバコ、アルコール、汚染された空気などです。
恐ろしい活性酸素から体をまもってくれるのが、抗酸化物質です。
黒い斑点があるバナナには、抗酸化物質であるポリフェノール、B-カロテン、ビタミンA、ケルセチン、B-クリプトキサンチン、ミリセリン、ビタミンC、リコペン、ビタミンEなど数多くの抗酸化物質が含まれています。また、血液内に悪玉コレステロールが貯まるのを防ぐ働きもあります。
⑤ 太りにくい体になる
黒い斑点があるバナナは、低GIなので、太りにくい体をつくります。そもそも、GI値とは、グリセミックインデックスの略で、ブドウ糖のを100とした時の相対的な指標です。
GI値が高い食べものは、体内で糖に変化しやすく、したがって、体重や体脂肪がふえやすくなります。例えば、クッキー、ハム、ベーコン、ウィンナーなどです。低GI30ぐらいのバナナは、吸収はゆっくりとなるため、燃焼が持続することでもあり、それは、活性酸素が出にくく、エネルギー効率が極めて高いです。
黒い斑点のバナナになるタイミングは、黄色バナナを買って8日後が目安で、全体の7割が黒くなったタイミングが食べごろです。
黒く斑点があるバナナによって、病気に強く、疲れにくく、美しい体になるので、ぜひ、ご自宅でやってみてください!