見出し画像

術後3週間

ミラドライを受けてから、約3週間が経過した。

今の気持ちは

『なんて快適なんだろう』

これに尽きる。


匂いがするかも……と気にすることもない

人の前で手を伸ばす(脇を広げる)ことに躊躇することもない

洋服の脇の部分に匂いがつくこともない

まるで最初から匂いなんてしなかったみたい

出かける前に、匂い抑制としてボディ用の化粧水を脇につけることもなくなったし

脇がピタッとしたシャツ類のトップスも、以前に比べて断然楽に手に取ることが出来るようになった。

すごく快適。

汗をかくことも躊躇なく出来るようになった。

色素沈着を改善していけば、ノースリーブで外出ということも可能になるかもしれない。

かなりハードルの高かった水着で海やプールも今なら枷を感じずに満喫できるのでは。

脇から匂いがしないことがこんなにも素晴らしいことだなんて

若干、脇を伸ばすと左右にピリッとした痛みを感じるけど、普通にしていれば、極端に腕を伸ばさなければ、全くもって問題ない。

脇はまだプクッとしているけれど、かなり落ち着いているし、施術直後の腕の浮腫みも自然と消えている。

施術は、マーキング→麻酔→水分の注入→照射

という流れだった。

血がついてしまうかもしれないので下着はつけずに、ずり落ちないようにきつめにタオルを巻いて下さい、と看護師さんに言われて、そういえば「カウンセリングの時に麻酔の時に少々血が出ます」と教えてくれたっけなと思い出した。

バスタオルはブラウンの、小学生がプールで使うような手を放してタオルの中で着替えられるようなボタンのついたもので、柔軟剤の香りがした。一番きつくしめられるところまでボタンをつけた私は、結構締め付けたけど施術に問題はないのかな?と思いつつ、確かに施術中にポロリしたら大変だよなとも思った。


ベッドに横になって、先生が入室して、いよいよ始まる時がきた。

麻酔が施術の中で1番痛かった。

広範囲で打ってくれるところなので、その分麻酔を打つ回数も多い。

ジリジリと刺すような痛みが脇に襲い掛かってきていた。

右側から施術をして、左側を始める前にお手洗いに行かせてもらったのだが、脇の横に敷かれていたタオルに血がついていて、結構出ているものなんだなと思った。

水分注入は痛みは感じず、照射の際も右側は全然感じなかったのだが、左側になった時。

麻酔の効きが弱かったのか、レーザーで焼かれている感覚をダイレクトに受ける箇所が2~3箇所くらいあった。痛かった。

右側の時はそんなことなかったので、だいぶ油断していた私は左側のその痛みを感じた時、とても驚いた。

ウトウトしていたけど、一気に目が覚めてそこからバキバキに覚醒したかのようだった。

照射を始める前に先生は「痛かったら教えて下さい」と言ってくれたんだけど、これも経験のうちと思ってそのままでいた。

長い施術時間を経て(先生も相当疲れると思う)終了後に脇にドライアイスをあてて20分ほど休ませてもらった。

朝昼夜食後1錠×2種類の3日分のお薬と、ドライアイスをもらい帰宅。

薬はクリニックを出たらすぐに1回目を飲むように指示を受けた。

そこからは両脇を冷やして冷やして冷やしまくった。

ミラドライのために翌日、翌々日と休めるところを狙っており、そうして良かったし、そのタイミングで予約を取ることが出来て良かった……

結構腫れたし、浮腫みがすごかったのである。常に両脇にドライアイスを挟むことは怠れない。ジンジンとした痛みもあった。

熱さを帯びているから、すぐにドライアイスは溶けていくしこまめに変えていくことが必要だった。

タオルにくるんでドライアイスを挟むのだが、最初のうちはタオルに血がついていた。

施術当日は脇にゆとりのある服を着てくるように言われていたし、術後もなるべく締め付けのない下着をつけられたらつけるようにと言われていたのも納得した。

腕がかなりたくましく、すごい厚みを持ってボーン!!と存在感露わになっていた。当分上半身のラインがわかる服は着られないと思った。

当日の脇は、かなり痛々しいことになっていた。

照射のあとが内出血になっていて、イメージでいうと大き目のホッチキスでとめたような青紫色の跡が規則正しく並んでいるといった感じ。

内出血も時間の経過とともに薄れて、今はない。


いいなと思ったら応援しよう!