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「はこいり○△□」のリスペクトパズルを作りたい話(前編)
僕は敷き詰めパズルが大好きです。ポリオミノ形状のタイルを長方形の枠に隙間なく詰める「プラパズル」シリーズ、大いにハマりましたね。過去に、様々な形状のプラパズルがテンヨー社から発売されており、当時いくつかのプラパズルを入手しており、今でも僕のパズルコレクションを構成しております。
さて、四角形の枠に駒が敷かれているパズルと言えば、「箱入り娘」が古典的で有名ですね。これはカテゴリとしては敷き詰めパズルではなく、15パズルのような所謂スライドパズルとなるのかと思いますが。
パズルについての温故知新な話題をMy娘としており、その会話中で「箱入り娘」についての話題が出てきました。
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パパ:「”箱入り娘”、良いパズル名だよね。娘が大事に守られている感じがして。」
My娘:「パパ! 男女平等社会の今どき、”娘が大事”とか言っちゃダメだよ!」
うぉっと、そうか。。。My娘に教えられるとは。面目ない。
パズル名が時代に付いてきていない、ということかな。。。
パパ:「じゃあ、”箱入り男女”というパズル名であればどうだろうか?」
(我ながら、ネーミングセンスのカケラも無し。。。)
My娘:「ダメだよ! 男や女を区別しない性別もあるよね?」
うぉっと、そうか。。。またしてもMy娘に教えられるとは。面目ない。
パパ:「じゃあ、”箱入り人間”でどうだ!」
My娘:「”人間”って、、、他の生き物に対して傲慢だよ。」
うぉっと、そうか。。。またしてもMy娘に教えられるとは。面目ない。
じゃあ、どんなネーミングだったら良いんだろう?
My娘:「ここは、”箱入り動物”だよ。」
“箱入り動物”・・・だと?!
「・・・」
「・・・・・・」
か、可愛いじゃないですか!(ホッコリ)
動物をモチーフにした敷き詰めパズルは既に巷間に多く出回っているので、今回試作は見送りますが、My娘との会話で、色々と勉強(?)になった はいびじーでした。
前置きばかりが長くなってしまいました。。。
やっと、ここからが本文です。(爆)
「箱入り娘」は古典的パズルですが、僕的に
はこいり○△□
が、パズルの内容に加え、ネーミングセンスも秀逸であると思っているパズルの一つです。
初出はパズル通信ニコリ72号のオモロパズルコーナー、原作者は 珍ぬ先生です。
○マル△サンカク□シカクの一文字目を採って「はこいりマサシ」…その命名の素晴らしいセンス、実に実に実にシビれますね!
惜しくも、パズル通信ニコリの定番パズルとしては残りませんでしたが、世界的に有名になったパズルであります。詳しくは珍ぬ先生のnote記事をご参照下さい。
その後、同誌オモパコーナーに、その世界観の系譜(?)を受け継ぐ作品が見受けられますね。(あくまで個人的見解ですが。)
外観的には
「4色○△□」(原作:坪谷信弘先生/ニコリ178号)
「とんとんべや」(原作:亜富ネオン先生/ニコリ180号)
「コントン4色へや」(原作:坪谷信弘先生/ニコリ188号)
が素晴らしいですね。
「トレード」(原作:伊澤聡真先生/ニコリ162号)も○△□で特色を出していますね。
他にも、ルールの概念が「はこいり○△□」を参考にしている作品がいくつかあるように思います。
で、あれば、僕も「はこいり○△□」のリスペクトパズルを作ってみたいモン!(なぜそうなる?!)
よーし、○△□記号を使ったパズル・・・
・・・考えてみるも、なかなか良いアイディアが思い浮かびません。
当然ながら「はこいり○△□」の完成度が高く、改作の余地すら思い浮かばない状況です。
ここ数日考えてみるも、全く進捗がありません。
どうやら、このアプローチでは、僕の頭脳では駄目そうだー。。。orz…
…であれば、アプローチを変えてパズル名から入ろうかな?
(なぜ、そうなる?!)
「はこいり○△□(マサシ)」の響きがある「はこいり■■■」というパズル名で。
よーし、まずはパズル名から決めるぞー!(本末転倒)
大迷走の次回に続く。。。