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でらサイエンス第3回放送のはいぼーるの雑感

僕の本業はコンピュータ屋です。生家も流通業で農に関わる仕事をしとったわけではないんですが、家の庭で...庭と言っても整備された庭ではなく、色んな木や草が鬱蒼と植わっている森のような場所で、幼少の頃に、虫と戯れ、みかんをもぎって食べ、池の魚の世話をして、落ち葉を集めて焼き芋焼いてみるような、一人遊びをいっぱいしてました。

そんな僕が、コンピュータ屋になり長年会社勤めを続けてるのですが、2017年に急に、農のある生活に興味を持ち、自宅前の耕作放棄地を購入して、家庭菜園を始めました。

やっぱ、幼少の頃の記憶というのは大人になっても染み付いてるんでしょうかね。
土と触れ合う体験が忘れられん、大人になってもう一回やってみたいとう衝動に駆られたんでしょうかね。

さて、家庭菜園を始めようということで、参考になる本を買ってやってみようということで、近所の本屋で、適当に手に取って買った本が、竹内孝功さんの「自給自足の自然菜園12か月」という本でした。何も知らない僕は、この本にしたがって家庭菜園を始めました。

後に、これが自然農もしくは、自然菜園に属する農法だということを知ることになるのですが、当時は、日本の農法の主流が何かも知らずに、ただただ、この本に書いてあるとおりに野菜作りを始めたのです。

そんな、体験から放送したのが、第3回放送「自然農と慣行農法の共存」になるんですが、正直、家の畑からとれる野菜の収量はとっても少ないです。ほとんど虫にやられるか、養分不足で大きく育たないのが現状です。それを知ると、ああ、慣行農法ってやっぱすごいなって思うことが多々あります。

遊びの世界やから、そんなことやれるんやと言われればその通りだと思うのですが、全く農に触れないよりは、普段は街で働いてる人も、少しでも農に触れてやってみると、農家さんのことがわかるんやないかと思い、放送してみました。

農に触れることにより、農に関する様々なことを考えていただければ、幸いです。

(投稿日:2025年1月7日)

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