デザートファクトリー(Dessert Factory Idle)を眺めて
クッキーが量産される光景を眺めるゲームを始めた。たくさんベルトコンベアーを流れている。設備をアップグレードするとお菓子の種類が増えるのだけれど、私は最下級のクッキーの角張っていて素朴な3Dモデルが懐かしくて、初期状態の灰色をした小さな機械のままにしている。しばらく眺めていると出荷用の箱からクッキーが溢れてゆく。ああ愛おしい。
ゲームを進行していると、「MY STORE」なるボタンが登場する。覗いてみると、なるほど、タップでお客さんを呼び込み、先程出荷したお菓子たちを販売するといったゲームモードのよう。やってくるお客さんは皆よだれを垂らした絵文字を浮かべている。わかる、わかるよ、その気持ち。
なんにせよクッキーの3Dモデルが可愛い。チョコレートチップクッキーだと認識できる際のラインなのでは。 “カワイイ” でコンベアーがごった返している。
さらにゲームを進行する。右上にいつのまにか現れていた「NEXT MAP」の文字。アイドルゲームらしく、マップ=工場が増えていく(そしてより多くのお菓子を生産する)ことが目的らしい。新しい工場にはどれも、お菓子を焼き上げる機械すら無いコンベアーのみの状態から始まるのもこちらをワクワクさせる。正しく自分の手で生産のスタートを切るような思い。二番目の工場を開放して見えてくるもの。3Dの処理の兼ね合いか、マップを切り替えるとお菓子が箱を起点に爆発四散する。私は画面を連打するとコンベアーの速度が上がるものと思い込んでいたのだから、連打でまさかお菓子の爆散の速度までも上がるとは予想していなかった。ひたすらにお菓子を眺めることに夢中になり、長い時間起動しっ放しにしていたため、かなりのスピードでお菓子が飛び散る光景がそこにあった。
このアプリはアメフリなどポイントサイトに広告案件が出ているので、3Dのお菓子の溢れる様や爆散する様が見たければ、始める価値は付与ポイント以上にあるかもしれない。