見出し画像

2024年8月の振り返り

REALITYという配信アプリでお喋りの練習をしているツインテールです。
先月に引き続き振り返りのタイミングが月末になる始末。下旬に差し掛かると、noteが今月投稿すれば何ヶ月連続ですよ!と教えてくれる。教えられる前にやった方が良さそう。


今月のプレイリスト

Spotifyで毎週公開しているとは言い難くなりつつあるプレイリスト。今月は1週分のみある。

夏に想いを寄せたプレイリスト。フェス意識。
フジロックのsyrupセトリに興奮をしていたことを覚えている。
夏の野外で長時間というのに耐えられる身体でない自覚があるので、フェスらしいフェスには殆ど行った記憶がない。でも、夏や年末に各所から発表されるタイムテーブルを眺めては、アーとかワーとか言いながら予定を組む想像をするのが好きだ。行かないのに。

今月観た映画

怖い映画を観ているご様子を観ていてもらっているやつ。
今回は関連する2作を観ました。どちらもAmazon prime videoにて視聴。星はFilmarks登録当時のものです。
8月は配信外でも沢山の映画を観た。
数を目標にしないようにしているけど、年間100本越えの人は、毎月これぐらいのペースで観ているんだなと思う。

『Perl』⭐︎3.7

1918年、テキサス。スクリーンの中で踊る華やかなスターに憧れるパールは、敬虔で厳しい母親と病気の父親と人里離れた農場に暮らす。若くして結婚した夫は戦争へ出征中、父親の世話と家畜たちの餌やりという繰り返しの日々に鬱屈としながら、農場の家畜たちを相手にミュージカルショーの真似事を行うのが、パールの束の間の幸せだった。ある日、父親の薬を買いに町へ出かけ、母に内緒で映画を見たパールは、そこで映写技師に出会ったことから、いっそう外の世界への憧れが募っていく。そんな中、町で、地方を巡回するショーのオーディションがあることを聞きつけたパールは、オーディションへの参加を強く望むが、母親に「お前は一生農場から出られない」といさめられる。

Amazon prime video作品ページ

印象的な真っ赤なポスターに裏切られない凄惨さのある作品でした。
母の抑圧からの生まれる悲劇ではあるのだけれど、時代性や戦時中の状況を考えると、毒親のせいでとも言い難さがある。好きを仕事になんて現代でも難しいことだと思うから。
とにかくミア・ゴスの演技に圧倒される。終盤のテーブルを挟んでお話しする場面は、観ているこちらもいたたまれなくなってくる。

『Xエックス』⭐︎3.4

1979年、テキサス。女優のマキシーンとそのマネージャーで敏腕プロデューサーのウェイン、ブロンド女優のボビー・リンとベトナム帰還兵で俳優のジャクソン、そして自主映画監督の学生RJと、その彼女で録音担当の学生ロレインの3組のカップルは、映画撮影のために借りた田舎の農場へ向かう。彼らが撮影する映画のタイトルは「農場の娘たち」。この映画でドル箱を狙う。6人の野心はむきだしだ。そんな彼らを農場で待ち受けたのは、みすぼらしい老人のハワードだった。彼らを宿泊場所として提供した納屋へ案内する。一方、マキシーンは、母屋の窓ガラスからこちらを見つめるハワードの妻である老婆パールと目があってしまう……。そう、3組のカップルが踏み入れたのは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家だった。

Amazon prime video作品ページ

先述の『Perl』は後発の前日譚で、この映画が元らしいと『Perl』を観終わった後に知り、じゃあ……とこちらも観た次第。どうやら3作目も公開予定らしい。
どちらも単体で楽しめる作品だけれど、小ネタにはしゃげたので、自分は先に『Perl』を観れて良かったと思った。
作中での老婆パールのヒロインに対しての自分の若い頃に似ているとの発言を受けて、なるほど、だから次作でも同女優が……と納得したところ、エンドロールで老婆もヒロインもミア・ゴスであったことを知って驚愕。すごい。
エグさはこちらの方が格段に上で、最近観たなかだとトップレベルでした。
ちなみに、彼らが撮影するのはポルノ映画なので、血を見るのと同じ量の濡れ場を見る羽目になるぞ!気をつけろ!


今月読んだ本

梨『お前の死因にとびきりの恐怖を』

怖い映画を観て、怖い本を読む生活。
今年の夏は特にホラー小説ばかりを買っては読んでいた。

ジャンルとしてはモキュメンタリーであり、青春小説。他の著作とはまた違った読み味がある今作。
ホラー小説とは思えない爽やかな表紙は、夏のホラー小説特集が組まれた書店の棚では、かなりの異彩を放っていた。自分が発見したなかには、実際に中高生向けの青春小説と並んで陳列されている書店も。
刊行に際して、品田遊さんとのトークイベントが催されており、自分は配信アーカイブにて参加した。普段の生活における困難な場面を、フィクションの恐怖で上塗りすることでやり過ごす経験があったため、イベントにて触れられたホラーのセラピー的側面のお話しに思い当たるところがあったほか、作品を読み終えたときに、そういうことかと納得した。
作品の印象が変わってくるので、紙の本での購入をお勧めしたい。


今月のハイライト

私事ですが、REALITY上では2回目となる誕生日を迎えました。祝われるって嬉しい。
記念というほどではないけれど、今までに描いてきたものをいくつかSUZURIでグッズ登録をしました。
受注生産システムで単価が高めなのと、ドリブンゼロで自分への利益が一切発生しない設定なので、欲しいときに欲しい方だけ迎えてやってください。
アクリルグッズが中心ですが、Tシャツとか作りたいのでグッズ用のデザインとかも描き下ろしていきたい所存。