「アンノ・ヒカワ」昭和TVマンガ主題歌史集トークメモ
トークショー鑑賞メモ と、一部雑感
・走り書き殴り書きのメモから思い出せる限り記載。
言い回しは相違がある場合あり。
・庵野カントクのトークショーは東京国際映画祭のアマチュアデイに続いて
二度目だったけどやっぱり良いなw
・全39作品、42映像の紹介。
・知らなかったのは「ファイトだ!!ぴゅー太」のみ。
調べたら関東地区では再放送少なかった模様。
Wikipediaによれば、関西じゃ再放送多かったらしいけど。
だから知らなかったのか…。
「ファイトだ!!ぴゅー太」映像も良かったけどフォア・ジェッツの
曲が素晴らしい。GSサウンドなR&Rナンバーこの曲欲しい。
・東京国際映画祭のアマチュア庵野の時と異なり、上映パートが終った後も
映像を流しながらトークしてくれたのは良かった。
・そもそもタイトルが昭和TVマンガ主題歌史集なのに、選択基準は
歌じゃなくて、作画クオリティ大優先…まぁ予想通り(^^;)
当然、歌がどうとか曲がどうとか言う話はほぼ皆無!www
辛うじて「キックの鬼」で「この歌詞とか酷いですよね」とあった位?
・「最初がアトムじゃなくて鉄人28号だったのは、僕が見て無かったから。
自立するロボットは興味が無い。あと大きくないと」www
・ジャングル大帝のフラミンゴ群の飛翔シーンは本当に凄かった。
「ナディアでやろうとしたら1羽しか飛ばせなかった」
いやホント、眼福でした。
・作画のクオリティ重視で選んだ。だからキックの鬼とか入っちゃったん
ですよ。あぁ、今の倒れ方イイ! コレですっ!
・マッハGoGoGo:ハリウッドのスピードレーサーは
「シュンシュンシュン」あの音がいいんです。そのまま使ってる。
あのこだわりはヨシ!(•̀ᴗ•́)و ̑̑ やっぱ素晴らしいですね。
この効果音だけで全て許しちゃったんです。
・監督不行届でも流れたダンクーガのOp「ほんとのキスをお返しに」
これは第二期Opなんだけど、たったの5話しか流れなかったレア版。
同じ藤原理恵なんだけど、曲としては「愛よファラウェイ」の方が
良い曲かつ、上手く聞こえるw
なのに、監督不行届に続いて今回も紹介されて不思議だったのだが、
カントク曰く、1963年の鉄人28号から始まって、1985年の
この2期のOpは自分の同世代が初めて原画を担当したとの事。
何故取り上げられたかも良く分かったw
でも、「主題歌」イベントとしては、ダンクーガならEdの
「バーニング・ラヴ」を聴きたかったっ。
・ヤマト:いや、僕にやらしてくれ(場内爆笑)
それはそれで、観たい。ホントに観たいw
・諸般の事情で出来なかったんですけど…
(ヱヴァやってましたもんね)
・グレンダイザーゴーのコクピット移動シーン:
何故ここでクルっと!クルッと回るんだろう?(氷川)
当時、皆が思っていた事を大会場で大画面で共有体験した上で
語ってもらう事のスッキリ感w
・グレンダイザー:主役クラスのキャラクターのヘルメットが
マスク状のデザインになっているのは、口元を隠して口を動かさずに
済ます為の物。あれは当時「発明」と言われた。(氷川)
・サイボーグ009 (新昭和版):日本のアニメの涙は透過光!
大いなる誤解だそうで、アレ、ブラシらしい。。。(・_・;)
・宮さん(宮崎駿)の良い所は「俺がやる!」って言えば良いわけですからね。
・イデオン:(富野監督の話)赤い消防車を「第六文明人の遺跡!」と
言い切る所が大好きなんです!
・ブライガーのオープニングはノンスーパーオープニング。
ひらがなの歌詞でおちゃらけを観ずに済んだw
・金田さんはナウシカの時、横で描いてるの見てましたが、
何も考えて無いですねwww
・てか俺、会場の大画面でタイトル観てて「コンバトラーV」
じゃなくて「コン・バトラーV」が正しいってのに今更気付いた( ̄◇ ̄;)
・この手のは延々とオールナイトでやって欲しいw
子供の頃にTVで観ていた物が大なスクリーンで観られて感無量。
スクリーン観ながら声に出さずにずっと大絶唱w
・鋼鉄ジーグも入れれば良かったメグちゃんも入れておけば良かった。
ゴーショーグンもだけど魔女っこメグちゃんは観たかったw
庵野カントクがゴーショングン、ゴーショーグン言うから帰ってから
ついつい見始める。うーんやっぱり取り上げて欲しかった(^^;)
入れて欲しかったのと言えば、サイコアーマー ゴーバリアンのOp!
ネバーランドの「孤独の旅路」超名曲なのになあ。
でも、83年の作品だけど、永井豪が関わっていてロボットデザインも
作画レベルもマジンガーZに遠く及ばない。酷過ぎる(T_T)
曲は良いけど、確かにアレを劇場の大スクリーンで直視出来る自信は無いw
・紹介されたゴワッパー5ゴーダムって、関東はグレンダイザーの裏番組
だったから俺は見てないんだよな。
途中で時間変更になったのも知らんかったw
・マクロス:石黒監督、山賀さんに「君、絵が描けないんだってね。じゃぁ
これやんなさい」といきなり渡されたのが、マクロスのオープニングの
コンテ。知りませんでした( ̄◇ ̄;) 石黒監督の懐の深さのエピソード。
・俺さえ目立てばいい!
・結局どんなに影付けても、仕上げで消される。
・宇宙影だと塗ってくれる。
・マクロスの時は「自分の原画の分は自分で塗って下さい」と
言われた。でも塗りムラが出て使えないと言われた。
・どうしてもアニメーターの手間を考える。
自分が描けないからどうしてもカット切ってしまう。
・特撮の話:宮さん:昔は良く話してくれたんですよ。
「ゴリはいい」「ゴリは可哀想な奴なんだ」とか。
・昔は良かったとか言うつもりは全く無い。
・始終笑い通しだったんで、全てをメモれて無いのでここまで(>_<)
会場 新宿バルト9
2014.11.08(土) 18:00~20:30頃(映像59分弱)
庵野秀明(監督・プロデューサー)
氷川竜介(アニメ・特撮研究家/明治大学 大学院客員教授)