10月5日 石岡市のこと ①
「Forno a legna Panezza」
茨城県石岡市にある薪窯パン屋さん
縁あって、10月から週に3日間研修をさせていただける事になりました。
ことの始まりは今年5月
自宅から1時間圏内の筑波山の山間で、1年中Tシャツ、ヒゲモジャで仙人のような人が、築100年の古民家で薪窯パンを焼いているという情報を脳内検索ワードが察知した。
事は急げと直談判をするため5月8日にDMを送るも…返答なしで3週間がすぎる。
もう一度送ろうか、直接お店に行くか悩んだ結果、出た答えは「直接行く」だった。
その時勤めていた会社は火、水が休みで、パネッツァさんの定休日と重なり行く機会もなかなか訪れず、悩んだ挙句、有休をとっていく事に。
直接行ってアポなしの直談判
6月1日(木)ドキドキの中、お店に向かう
その時書いたnoteがこちら↓
そんなドタバタを乗り越え、メールのやり取り、電話での面接、そして、リアル面接を経て10月からの研修生合格をGETしました。
(他にも3人ほどいた中で選んで頂けた)
「研修初日」
10月5日(木)
「1:00」にセットしたアラームが鳴る。
「1:30」に自宅を出発
石岡市に向かい車を走らせる。
「2:45 」パネッツァさん到着。
まっ暗な山の中。
空を見上げると一面の星空
「同じ茨城でもここまで違うのか!」
と朝イチでやられた。
薪窯があると聞いていた蔵には既に灯りが灯っていた。
「おはようございます」
「よろしくおねがいします」
「まぁ〜入って よろしくおねがいします」
3:00 研修開始
最初の3日間は見て流れを掴んで欲しいという事で、1日目は動画を撮る事に集中。
師匠の動線、手元、指先の動かし方にフォーカスしてとにかく1日中動画を撮りまくって
「9:00」全てのパンが焼き終わる。
その日の気温、湿度はもちろんのこと
工房の温度、湿度も調整する。
機械だらけで温度、湿度調節も自動で管理できる設備の整った工房と違い、自然環境を肌で感じ、身体中のセンサーを頼りに生地を1から作り上げる。
(1年中 Tシャツの理由がそこにある)
そして、窯の温度、生地の発酵状態を合わせていくのが難しいが、おいしいパンを作る為には毎日の微調整が絶対条件。
「昨日と同じパンは 今日は作れない」
ありがとうございます。
名言を初日から頂きました。(メモメモ)
「まとめ」
初日は仕事の流れを掴むため、目で追いながらメモをとるというよりは、動画に収める事にフォーカスした。
要所での質問への回答や、その時々の空気感もしっかり伝わってくるし、何回も見直せる。
先ずは見ること。
そして真似ること。
ドリアンパン学校で学んだ
「弟子の構え」
リアルな現場が理解を深める。
師匠の野生的なパワーをこれでもかと感じて
初日の窯が終了する。
10:00 お店 OPEN🇮🇹
「今回の一曲」
↓
Kanye West / Heard ‘Em Say
ピッチコントロールを駆使したピアノ・リフが
カニエワールド全開の気持ちいい大好きな曲