Playlist 2020


1 “chinatown (feat. Bruce Springsteen)” Bleachers
2 “Ghosts” Bruce Springsteen from Letter To You
3 “Nobody's fault” 櫻坂46
4 “Me & You Together Song” THE 1975 from Notes On A Conditional Form
5 “Care” Beabadoobee from Fake It Flowers
6 “誰がその鐘を鳴らすのか?” 欅坂46 from 永遠より長い一瞬〜あの頃、確かに存在した私たち〜
7 “Physical” Dua Lipa from Future Nostalgia
8 “You Can Call Me Al” Paul Simon from Graceland
9 Time Has Come Today The Chambers Brothers from The Time Has Come
10 “Superblood Wolfmoon” Pearl Jam from Gigaton
11 “Raping Your Mind” Mr. Bungle from The Raging Wrath Of The Easter Bunny Demo
12 “Swallowing the Rabbit Whole” Code Orange from Underneath
13 “exile (feat. Bon Iver)” Taylor Swift from folklore
14 “The Steps” Haim from Women In Music Pt. III
15 “Lovesick Girls” BLACKPINK from THE ALBUM
16 “My High (Edit)” Disclosure & slowthai from ENERGY
17 “Teenage Headache Dreams” Mura Masa, Ellie Rowsell & Wolf Alice from R.Y.C
18 “California Sun (Live)” Ramones from It's Alive
19 “Dreams” Van Halen  from 5150
20 “Sometime In Tokyo City” 曽我部恵一 from Loveless Love

Best Album
Gigaton - Pearl Jam
Letter To You - Bruce Springsteen
Future Nostalgia - Dua Lipa
Fake It Flowers - Beabadoobee
Underneath - Code Orange
R.Y.C. - Mura Masa
Notes On A Conditional Form - The 1975
Raging Wrath Of The Easter Bunny Demo - Mr. Bungle
永遠より長い一瞬〜あの頃、確かに存在した私たち〜 - 欅坂46
Loveless Love - 曽我部恵一

Best Song
“Sometime In Tokyo City” 曽我部恵一
“誰がその鐘を鳴らすのか” 欅坂46
“Ghosts” Bruce Springsteen
“Nobody's fault” 櫻坂46

Best Music Video
“Nobody’s fault” 櫻坂46

Best Live Performance
欅坂46 - Live Online, but with YOU! 7/16(配信)
Bon Iver @ Zepp Tokyo 1/22
Mr. Bungle “The Night They Came Home” 10/31 (配信)

Best Artwork
“Nobody’s fault” 櫻坂46
R.Y.C. - Mura Masa

Best New Artist
櫻坂46
Beabadoobee

Topics
ライヴというアクティヴィティの停止
レコファン渋谷閉店
エディ・ヴァン・ヘイレン(Van Halen)逝去
欅坂46活動休止。櫻坂46として始動

Best Movie / Drama
「ザ・ファイヴ・ブラッズ」
「パラサイト」
「ザ・ボーイズ」
「アンカット・ダイアモンド」
「シカゴ7裁判」

Others
テレワークによる音楽の聴き方の変化
「雨降りだからレコードのポップでも書こう」曽我部恵一(ジン)
「STUDIO VOICE 伝説の名盤300選」(雑誌 2003年1月号)
BADHOPクラウドファンディング参加

PLAYLIST 2020

“chinatown (feat. Bruce Springsteen)” Bleachers
去年のラナ・デル・レイも今年のテイラー・スウィフトでもプロデューサーとしていい仕事をしていたジャック・アントノフのプロジェクト。ニュージャージー出身の彼がこの曲調でボス(ブルース・スプリングスティーン)を招くなんて最高以外のなにものでもない!

“Ghosts” Bruce Springsteen from Letter To You
今年ベスト・アルバム&ベスト・ソング。音楽を聴いているというより、父親から「タフであれ。強く生きろ」と励まされてるような気分になるアルバム。そこにロックンロールへのロマンや夢もあって、ひたすらにエモーショナルだった。

“Nobody's fault” 櫻坂46
大幅なメンバー卒業&脱退を経て新グループとしてスタート。Primal Screamの”Screamadelica”に入ってそうな曲に歌謡曲をブチ込んだような楽曲も興味深いけど、これからどういう展開をしていくのかも超楽しみ。熱に浮かされ続きそう。

“Me & You Together Song” THE 1975 from Notes On A Conditional Form
散漫な印象もあってアルバムとしては前作の方がまとまりがいいとも思うんだけど、THE 1975の新作はあらゆる感情が詰め込まれた混沌さがその魅力なのかな、と。アルバム通して歌詞もめちゃくちゃ面白い。今のロック・バンドではトップだと思う。

“Care” Beabadoobee from Fake It Flowers
今年一番良かった新人。90sでもあり、現在でもあり。ギター弾きながら歌う、あの佇まいがキュートであり、かっこいい。今の思いをそのまま表現したら、思った以上に中年男性から支持があって驚いたというインタビューは笑った!

“誰がその鐘を鳴らすのか?” 欅坂46 from 永遠より長い一瞬〜あの頃、確かに存在した私たち〜
欅坂46としてはラスト・シングル。その当時のメンバー28人全員で、センターポジションなしという形で披露されたのがよかった。グループ名を変えるというのはバンドが大きく方向性を変えるというイメージかなという認識なのでそんなにダメージもない。

“Physical” Dua Lipa from Future Nostalgia
個人的にはこの人が今のポップ・ミュージック・シーンでトップにいると思う。アルバムを出して、リミックスそしてノンストップMIXアルバムを出した流れとそのクオリティも圧巻だった。踊れなくなってしまった時代を踊らせてやろうという感じが最高。

“You Can Call Me Al” Paul Simon from Graceland
テレワークになりいろんな音楽を聴いたけど、新譜ではないもので新たにとても良かった出会いはこのアルバム、ブライアン・イーノ 1st、ミスター・バングル 2nd。ポール・サイモンなんて自分の親が聴くものだと思ってました、すみません!苦笑 ヴァンパイア・ウィークエンドがとても好きなんだけど、そのリファレンスに出会えて嬉しい。

“Time Has Come Today” The Chambers Brothers from The Time Has Come
今年のベスト・ムービーは「ザ・ファイヴ・ブラッズ」。その流れだとマーヴィン・ゲイなんだろうけど、個人的にはトレイラーに使われていたこの曲にテンションあがった。以前パール・ジャムがカヴァーしていて、これがオリジナルか!って嬉しいサプライズだった。

“Superblood Wolfmoon” Pearl Jam from Gigaton
シカゴでライヴを観て以降初となる、久しぶりのパール・ジャム新作。もうこの人達がアルバムを出してくれたらそれだけで万歳!ってなる笑 今作は4枚目のような奇妙さを持ったアルバム。新たにこれで好きになる人が増えるというより既に好きな人の好き度合いが増すという、いいアルバムだった。

“Raping Your Mind” Mr. Bungle from The Raging Wrath Of The Easter Bunny Demo
今年2ndアルバムを初めて聴いてその拡散的変態度合いに衝撃を受けていたら、まさかの再結成。しかもその変態度合いを拡散する前の変態スラッシュ/ハードコア期のデモをリレコするという不思議なプロジェクト。配信ライヴ含め最高だった!

“Swallowing the Rabbit Whole” Code Orange from Underneath
今年最高のメタル・アルバム!握った拳からドバドバとアドレナリンが放出されていく感じというか。と思っていたら英メタル系雑誌KERRANG!もこのアルバムを年間ベスト・アルバムに挙げていたので嬉しい。そんなに売れてないはずなのでもっと売れてほしい!

“exile (feat. Bon Iver)” Taylor Swift from folklore
今年のテイラー・スウィフトの2枚のアルバムはメインストリームのトップにいる人がこういうアルバムを作ったら、インディフォーク系界隈の人はどうするの?と思うレベルなものだったと思う。アーロン・デスナーとボン・イヴェールの起用もハマりすぎだったかと!

“The Steps” Haim from Women In Music Pt. III
昨年出ていたシングルは3曲全て素晴らしかったのにそれらがボーナス・トラック扱いとなりリリースとなった3枚目のアルバム。それでも、これだけの楽曲があつまるのはさすが。この曲の90年代ぽさ(楽曲もMVも)もよいけど、そこだけに留まらず、変わらずバラエティに富んでいてよい。

“Lovesick Girls” BLACKPINK from THE ALBUM
このプレイリストの中で唯一、そんなに興味もなかったアーティストの曲。この曲にやられてアルバム聴いたりドキュメンタリー映画観るまでになったので、それだけこの曲は強いということかも。リサがラップっぽく切り込んでくるところは最高に興奮する!

“My High (Edit)” Disclosure & slowthai from ENERGY
踊れない時代にハウスを超えてよりプリミティヴに踊ることを突き詰めたディスクロジャー、復活作。スロウタイもよい。このアルバムの前に出たEPも込みで見事な復活だった。またライヴセットで観たい!

“Teenage Headache Dreams” Mura Masa, Ellie Rowsell & Wolf Alice from R.Y.C
2020年にこんなにもパンクでロックンロールなアルバムがバンドからではなくムラ・マサから届けられるとは!アルバム通して聴きたい作品。このアルバムを携えて世界中を回れていたらまた音楽の景色が変わっていたんじゃないかと思う(ので残念だ…)

“California Sun (Live)” Ramones from It's Alive
憂鬱なテレワークをやり過ごさせてくれるのってラモーンズとヴァン・ヘイレンだなと思ってこの2バンドをよく聴いた1年だった。このライヴ・アルバムは未聴だったんだけど、このジャケ写が伝える、勢いみたいなものしかない性急さ、最高だ!

“Dreams” Van Halen from 5150
そして、まさかのエディ・ヴァン・ヘイレン逝去の知らせ…。初めて買った洋楽ロックのレコードはヴァン・ヘイレンの 5150だった。このアルバムが出た年の夏、僕は中1。このアルバムは”見たことのない、広い世界”の象徴だったと思う。その時の衝撃、そしてその熱に浮かされ続けて今に至っている訳で、このグループ、そしてエディには感謝しかないです。

“Sometime In Tokyo City” 曽我部恵一 from “Loveless Love”
今年の1曲を選ぶとしたらこの曲。5月にリリースされたけど、この曲以上に今年を象徴する曲はないんじゃないか、と。15分もある曲だけどそれが全く気にならない。確かなものが飼っている犬の眼差ししかない、という歌詞には、そこから見える今とやるせなさとほんの少しの希望もあったと思う。
歌詞: https://www.instagram.com/p/B_5FihNJMKO/?utm_source=ig_web_copy_link

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