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スーパーカミオカンデのタンクの中を見てきたお話 その4

みんな大好きスーパーカミオカンデちゃん、2018年に12年ぶりにタンクを開けた際にその中を見学させていただいたときのお話のその4、最終回です。

今記事のスーパーカミオカンデに関する写真の転載は特にダメです。

前回までのあらすじ

いつもは水で一杯になっているスーパーカミオカンデちゃんのタンク、新しい実験をするために一度水を抜いてメンテナンスをすることになりました。普段見ることができないタンクの中を見ることができる絶好のチャンス!ということで、水がすっかり抜けたタンクの底からタンクの中に入ってみるとそこにはおどろきの光景が!


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今いるところはここです。タンクの底です。

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外タンクの側面はこのような感じ。ステンレスの壁がそびえ立っています。タンクのどのあたりにいるのか、ちゃんと案内がついていますね。

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上の図のように内タンクの側面の外側を下から見上げてみると...

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外タンク用のフォトマルくんが並んでいる様子が見えます。上に見える緑色のゴンドラは外タンクのまわりをぐるっと回りながら作業できるようになっていますね。


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そんなスーパーカミオカンデのタンクですが、作業のために内タンクへアクセスできるよう上面に穴を空けている部分があります。内タンクの内面にたくさんのフォトマルくんが見えますね。

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たくさんのフォトマルくんがそこに。

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それはもうたくさんのたくさんのフォトマルくん。

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見上げてもたくさんのフォトマルくん。

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底面のフォトマルくんにたくさんのフォトマルくんが映し出されています。

ぐるっと見回してみた動画。

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横を見ると、底面のフォトマルくんのおしりがたくさん並んでいる様子も見えました。フォトマルくんが上向きにたくさんついています。

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外された部分のフォトマルくんは下で待機。いろいろチェックを受けている様子です。

底面の修理や配管工事、フォトマルのチェックが終了すると、いよいよ超純水(とってもとってもきれいな水)を満たす作業が始まります。その後スーパーカミオカンデのタンクは再び密閉されてしまうので、次に中の様子を見ることができるのはずいぶんと先のことになるような気がします。

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push up to open また会えるかな。

ちなみにこのひっぐすたんの足場になっている白いブロックは大学院で私が所属していた研究室で使われていた宇宙線用のシールドを再利用したもの。昔は大きな板でしたが切り刻まれてこのような状態に…さみしい。

今回も東京大学 宇宙線研究所の関谷さまをはじめ、宇宙線研究所のみなさまには大変お世話になりました。作業でとってもお忙しいのにもかかわらず時間を割いていただき、本当にありがとうございます!

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