コロナ禍だけどできる限り現場に行き続けたら、毎日楽しく頑張れた話
今年はnote頑張ってます。武田です。
現場100回!事件は現場で起きている!なんて言いますが、たしかに現場は大事です。
今日は、私が2020年7月に名古屋に来てから1年半、様々なお客様のところを訪問してみて、良かったと感じたことを共有します。愛知県はもちろん、岐阜、三重、静岡、山梨、長野を中心に中部地域を回りました。もちろん移動は大変なのですが、得られるものが大きかったので、やはり現場の重要性を感じています。
「お客様」の理解
まずはこれですね。
例えば作業現場を見ることで、どんな環境でお客様が働いているのかを理解することできます。
そうすると、「○日までに書類を提出して下さい。」や「来週までにパソコンから編集してください、ログインしてください。」なんていう何気ないご依頼をする際に、お客様の想像する解像度が上がります。無理な時間帯や無理な日程にしていないだろうか。ネット環境はどうか。パソコンは新しいか。自宅からもログインできるのか、など具体的な想像ができるわけです。
例えば先日お伺いした”いちご農園”では、2月以降の繁忙期だと土日は500〜600人が来園されるようです。そういったお客様に対して「土日を挟めばやってもらえるだろう」のスケジュールでお願いしても、決して動いては頂けません。
現場を知ることで、どんな環境・時間軸でお客様が働いてるかを見ることは営業としてとても大事なことです。
もう1つ大事なことがあります。それは、お客様に関する情報です。
オンラインやお電話だと、得られる情報には限界がありますが、リアルなお客様と向き合って、細かな表情や息遣い、身振り手振りを見ながら聴くと、情報量が圧倒的に違います。
あと、直接お会いしていると、会話が途切れると気まずいので、プライベートな話まで色んなことを話してくれることがあります笑
商品やサービスの一次情報を得る
実際につくっている様子であったり、作業の工程を見ることで、その商品やサービスの魅力を深く知ることができる点も大きいです。
これも先日いちご農園にお伺いした時の話です。こんど大粒のブランドいちごをMakuakeで出して頂くことになっているのですが、その品種が珍しいことは知っていたものの、「どうして珍しいのか」「どうしてそこまで高価なのか」がピンときていませんでした。
しかし、実際に観に行ってみて説明して頂けたのは、このイチゴは茎が非常にもろく、いちご狩りに適さないことでした。また、収穫時にイチゴをもぎ取るときに根元から折れてしまうほど弱いので、農家さんが面倒がってつくらない品種だそうです。その分おいしいのですが、手間が約2倍もかかってしまうため、どうしても値段が高くなってしまうそうです。
実際にそのイチゴの茎を見てみると、確かに周りの品種に比べて柔らかく、弱そうでした。こういった情報を現場かつ五感で得ることができるのは、とても大事なことです。
シンプルにやる気が出る
1番大事かもしれないのは、シンプルにやる気が出ることです。
日常業務に向きあっていると足元のタスクや数字に追われ、「そもそも何のため、誰のために仕事をしているのか」の視点を忘れがちです。
これは、どんなに意識を高く取り組んでいても起こってしまいますし、どんなプロフェッショナルもモチベーションが下がることはあります。ただ、定期的に現場に訪れてお客様とお会いしていると、「そもそもマクアケに入った意味」「何のためにMakuakeを提供しているか」を思い出すきっかけになります。
これは、僕がこの1年半現場に行き続けての感触で、間違いないです。結局のところ、会社は誰かを幸せにすることで対価を得る組織です。この当たり前の話を思い出させてくれるのは、やはり現場に伺うことに尽きます。
なんだかんだ、これが1番大きいと感じています。
そのためマクアケ名古屋拠点では、メンバー全員(キュレーター本部と品質保証本部含む)で現場に伺う「Makuake名古屋ファクトリーツアー」を実施しています。メンバーの満足度も非常に高く、やって良かったです。
おまとめ
お客様と向き合う最前線として、現場に行くことで得られるのは「モチベーション」です。特にメンバーを引っ張るマネージャーの皆様は「どうやったらモチベーション上げてもらえるか」の悩みは常についてくると想像します。僕はまだまだ未熟ですが、ファクトリーツアーはメンバーと1つのビジョンに向かうために、とても重要なイベントだと考えています。
(うちの工場に来てもいいよ!という方、ご連絡お待ちしております!)
最後になりますが今回お伺いした大府南いちごファームの新しいプロジェクトが2月から始まります。詳細は未定ですが、とても希少価値の高いイチゴを限定販売予定です。皆様ぜひお楽しみに!
Twitterも頑張ってますので、どうぞよろしくお願い致します!
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