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「人間関係リセット癖」は悪いことなのか?
「人間関係をリセットしてしまう病」というのは悪いことなのだろうか?と言いたい。
たしかに私もそうなのだ。人間関係、長く続かないわ。だが、それでも生きているし、孤独だとは感じていない。いや、時々寂しくなるが。
それでも「人間関係リセットは悪」とする一派がいる。人間関係をリセットしてしまう人間は、落ち着きがなく、自信がなく、非人間的な犯罪の予備軍らしい。
もしくは非リアで人の目を見て話せず、ときどき仕事で成功してある人間もいるが、芸術家肌らしい。
つまり「ふつうのヤツじゃない」と言いたいのだ。
じゃあお前、ふだん付き合ってる友達何人いるんだよ。住んでるところや結婚したり子ども産まれたら興味や関心も変わって話合わなくなったりして疎遠になるだろ。
早口で反論してしまった。だがそうじゃないだろうか。友人なんて小中高あたりじゃない限り、長くは続かないもんだろ。そうじゃないか?
むしろそこ後に長く続いてる人は相性が良かったのだと思うから大事にしなさいよ。いいよいいよ、そういうの。
実際、昔の仲のいい友達で、連絡は取り合っていても相手は結婚も子どももいないので、話すことは昔の話だ。話題は限られる。
だがそれは誰が悪いわけじゃないし、それが寂しい状態なわけでもない。それでいいし、それがいいのだ。
むしろリセットしてよかった人間関係の方がたくさんあると思わないだろうか?相性のいい人間に会うのは希少価値なのだから、合わない人間にあってる数の方が多いはずなのだ。
その「合わない人間」と無駄に友達でいても、そこまで価値などない。それは大人であれば共感してもらえるだろう。むしろリセットしたほうがいいのだ。断捨離って流行ってるじゃん?それそれ。それやんなさいよ。
そして最後には「自分にとって心地のいい人間関係」が残れば御の字だろう。どうせ人はいつ死ぬのか分からないのだ。リセットできることはリセットして、断捨離できるものは断捨離するという判断、決断も前向きな選択だと思うのだ。