52 Joe Cocker ☆ With A Little Help From My Friends (Woodstock)
ウッドストック、ウッドストックと何度も何度も聞いて、でもちょっとした断片的な映像をテレビの深夜番組で見るだけで、何が凄いのかさっぱり分かりませんでした。確かに、40万人の若者が集まったライブ・フェスティバルですから、とんでもなかったと思います。いわゆる反戦やフラワー・ムーブメント、ヒッピー、サイケデリックといった新しいうねりが結集して高まったイベントになったのだとは思います。
ザ・フー、ジミ・ヘンドリックス、グレイトフル・デッド、サンタナ、クロスビー・スティルス&ナッシュ、ジャニス・ジョップリン、ジョー・コッカー、ジョーン・バエズ、シャ・ナ・ナ、ザ・バンド等々と並べば確かに凄いのですが、中学生の私にはその凄さが分かりませんでした。
それから大分たって、確か高校生になっていたと思いますが、映画『ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間』を見ました。ああ、なるほど、こういう催しものだったのか、という全体の理解は得られたと思いますが、現場の盛り上がりや高揚感を再体験するには至りませんでした。
私の中で、当時カッコいいなあ、と思ったのはジョー・コッカーさんでした。
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