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元作詞家の「コレ掛かったらフロアに急げ! 」On the 5th Floor
♬ I Heard a Rumour
Bananarama
ど定番と言えばど定番になりますが、特に80年代後半、日本のディスコ・シーンでエラく輝いた英国産歌姫トリオ「バナナラマ」であります。
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結成は81年とありますが、私が彼女たちの存在を初めて意識したのは83年リリースの「Cruel Summer (クルーエル・サマー)」を聴いた頃だったと思います。
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さもUKな雰囲気の歌姫トリオは、84年に一世を風靡しましたチャリティー・プロジェクト「バンド・エイド」にも参加しており、PVではラストの全員による合唱に於いて最前列の中央を陣取っては唄っておりました。緊張からか?白けていたか? やけに無表情だったのが印象的です。
そんな露出の甲斐もあって、その後彼女たちは更なる高いステージへと駆け上がって行くのですが、何と言っても86年にリリースされましたご存知「Venus(ヴィーナス)」によってその存在感は不動のものとなりました。
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同時に世のディスコ・シーンに於いても欠かせぬスーパー・アーティストと変貌したのです。
今回取り挙げました楽曲は翌87年リリースの「♬ I Heard a Rumour」です。
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4枚目のアルバム「WOW!」から最初のシングル・カットとなりました当楽曲。本国英国では14位、全米では4位を記録する大ヒットとなりました。
実はこの曲、前年に発表されたある別楽曲のアンサー・ソングになっています。その楽曲とは「Michael Fortunati(マイケル・フォーチュナティ)」が唄いました「♬ Give Me Up(ギヴ・ミー・アップ)」です。
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日本でカヴァーもされておりました
これまたディスコ・ナンバーとしてお馴染みの楽曲ですが、中々振り向いてくれない女性にしびれを切らした男性が他の女性に心を移すといった内容。こちらへのアンサー・ソングとして「バナナラマ」は、過去に振られた彼氏から “より戻し” を懇願されてそれを受け入れる…そんなテーマで唄っております。
ど頭のシンセ音が鳴るや否や、ダンス・フロアに多くのディスコ・ラブァーを吸い寄せた80年代を象徴するナンバーです!
ご覧頂きどうも有難う御座います🙇♂️