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元作詞家の見解「和洋折衷?」

 音楽の世界に進む以前アメリカから来日間もない人物と話をした時です。音楽の話題でアレコレと話す内に彼から一つの質問を受けました。

「どうして日本のPOPS歌詞には部分的に英語が入るんだい?」

 どうして・・・? 言われてみればそうですが何故かは無論考えたこともなく。続けて彼がふざけながら唄真似をします。

「♬ ホニャララ~ ホニャララ~ Lovin' you~ 笑」

 バブル期、今改めて話題になっているCITY POPも既に出揃っていた頃です故、サビに限らずJ-POPの歌詞にはひっきりなしに英文/英単語が並んでおりました。取り敢えず思い付いた返答は

「俺たち日本人はさぁ、戦後君たちの文化に憧れてずっと追い掛けて来た訳さ、コークでもジーンズでも。勿論音楽も。だからスタイリッシュに決めたい部分は英語にするんじゃないかな? “大好きだよ~” より “Love you so much” なんだよ、多分・・・」

 せいぜい答えられるのはその程度でした。日本文化を愛する親日家は首を傾げておりましたが。もっとも最近は随分減っている傾向にあるようですね。美しい日本語、どうせなら全てそれで押し通す方が宜しいのか?

 当の私自身、その後それを仕事として英文/英単語・・使いまくっておりました。だって何かカッコいいから 笑。

 ↓ この位に一曲の中でも唄い分ければいいんですよね。いやぁ~、彼女イイ感じです。たまたま見掛けて聴きましたが、途中ヘッドフォンを付けて最初から聴き直しました。情感もたっぷり・・伝わる!!って感じです。

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