元作詞家の「オヤジになって尚更にイイなぁ…って思う曲 ①」
♬ 炎の女
宇崎竜童
歳と共に、若い頃ならあまり聴かなかったジャンルの音楽の良さを知るものです。どう変わるかといった傾向はそれぞれでしょうが、私の場合で言えば
Jazzやら演歌やら…特に最近では邦楽、洋楽問わずにBlues系のものを好んで聴きます。
そこでこれより数回に分けて、昔から好きではあったけれども、この年齢になって尚更にその良さ、深さを感じる…そういった楽曲をピックアップさせて頂ければと思います。その第一回目に取り上げる楽曲は宇崎竜童氏の♬炎の女 です。
男臭さの漂うバラードですが、最初に聴いたのは高校生の頃だったか?宇崎氏のヴォーカルとも相まってカッコいい曲という印象でした。詞は奥様であられる阿木燿子さんの作品ですが、大人の男性が悩ましい女性に焦がれる想いを唄った内容です。高校生であった当時でも、その大人の男女の色っぽい世界観は理解しましたし、また憧れました。
作詞家、松本隆氏は女性の心情を何とも的確に表現することで有名ですが、逆にこの阿木燿子さんも男性目線で、まるで全てお見通しの如く素晴らしい詞を書かれます。昨今この曲を聴きますと、ジンワリ以前にも増してその色艶を感じます。大好きな都会的大人のバラードです!
全く御夫婦で今も昔も素晴らしいお仕事をされております。
尊敬!
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