元作詞家の〝チョイ長〟呟き…温故知新
テレビはあまり観ませんが、昨晩は久々に一時間、面白さに集中しておりました。
たまたま見かけた番組に出ていたのは韓国人のDJ、ナイトテンポさん。日本の昭和カルチャー好きが高じて、80年代を中心とした昭和POPS(歌謡曲〜演歌迄)をセレクトしたDJ活動をされているとのこと。恥ずかしながら全く存じ上げませんでした。
日本語は極めてお上手で、いやぁ、兎に角楽曲にお詳しく。音ネタ探しは基本Wikipediaらしいのですが、隅の隅迄チェックされております。カセットテープのコレクションも半端ではなく!
中でも驚いたのは、欧米公演(番組ではアメリカ公演でした)での盛り上がり。インタビューに答える観客曰く、この頃の日本の曲はノスタルジックで懐かしい感覚に浸れるのだそうです。彼等が菊池桃子、荻野目洋子で唄って踊るその光景は、不思議と同時に日本人として嬉しいものでした。
音楽に限らず我々日本人自身が忘れ掛けている自国産物の素晴らしさに、外国の人々が宝の山だと言いながらスポットを当て、楽しみ実践してくれるその姿に感謝の念すら感じました…ナイトテンポさんを通して。
「♬ 真夜中のドア」ならまだしも、「♬ 北酒場」のエディットで盛り上がる会場…新しさが見えました。