秋の夜長に大人の洋楽BALLAD ⑧
♬ I've Never Been To Me (愛はかげろうのように)
Charlene
一発屋のアーティストというのはよく聞きますが、彼女程ドラマチックな経歴を持つ一発屋は他に聞いたことがありません。実は今回この記事を書く迄私自身もこの事を知らず、調べる中で大変に驚きました。何とも人生とは面白いものです。
楽曲自体は名曲中の名曲、ある女性がその人生を通して語るメッセージ・バラードです。大人の女性版バラードとでも言いましょうか。私も大好きな曲でこれ迄も長く聴いて来ました。周知な所で言えば、彼女Charlene、他にヒットの無い所謂一発屋で、白人としては珍しくモータウン・レコード所属であったということくらいです。もう少し掘り下げるべく検索を重ねると、その驚きのエピソードに行き当たりました。それを知った上で改めて楽曲を聴きますと、何処か不思議な深みを感じます。詳細については以下引用致します。
正直なところ、私はこれが二度目のリリースであったことも知りませんでした。失敗を機に引退後、またその六年後、主婦として街の菓子屋で働く所に連絡があった時の彼女の心境たるや…。シンデレラ・ストーリーとも若干言い難い、結局彼女のヒットはこれに留まるのですが、それにしても数奇なアーティスト生命であったことは事実かと思います。こんなストーリーを有する楽曲であったとは…お陰様で大変勉強になりました。
初めて歌詞を見た彼女が咽び泣いたという件からも、まさにこの楽曲を世に送り出すという唯一最大の使命を彼女が担っていたことを感じ得ます。幸せの定義は人それぞれかと思いますが、皆様はこれをお聴きになってどうお感じになられるでしょうか?
素晴らしいバラードです。
ご覧頂き有難う御座います🙇♂️
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