朝6時7分頃、考えていたこと。
朝は、中島みゆきの化粧を本当は聴きたい。
でも僕は、僕がクラブミュージックや
テクノを聴いてモチベーションや
テンションをあげようとする行為を
嫌がるのを知っていて、
わざと元メジャーリーガーの
上原投手がマウンドに行く時に
流れる音楽を聴かせてくるやつなのです。
僕は、拒否することもできるのですが、
わざとそれを聞いて、
苦しんだ顔を見せてあげる。
これで満足か?お前の押し付けで
苦しんでいる人間がここにいるぞ、って。
復讐、性格が善くないねえ。
復讐で思い出した。
小さい頃、勉強や部活で
先生や先輩方や親などは、
「悔しかったら、努力して見返せ!」
「悔しさを、バネにしろ!」
そういった言葉をかけてくる。
優しさか、いや傲慢だねえ。
僕は"負けず嫌い"より負けず嫌いな性根。
そういった言葉をかけられて、
もしも、僕が負けず嫌いで
悔しくて悔しくて努力して成果をあげる。
すると、僕は感謝するだろう。
「あの時、叱咤激励してくれたおかけで
僕は頑張ることができました。」
「そうか、そうか、君ならできると
思っていたんだよ!鼻が高いよ。」
僕はこれこそが負けだと思っている。
こんな自らを敏腕コーチぶったやつらの
心ない言葉で頑張ってしまったことが
負けだと思っている。
悔しさを感じて、
自分はどうしようもないクズだ、
なにをやってもダメだ、
そう思っている時に
見返せ!バネにしろ!なんて、
酷すぎる。誰もが負けず嫌いではない。
みんなが悔しさをそんなにすぐ
他の力に変換できないよ。
だから僕は復讐する。
そんな言葉をかけられたら、
もちろん練習も勉強もしない。
もっとひどい成績を出すのだ。
すると、
彼らは自分がかけた言葉は
間違いだったのか、
自分の指導が
間違えていたのだろうか、
自責の念にかられるだろう。
そうだ、その通りだ。
君たちが読んだその「名コーチ入門」や
青春スポ根漫画のセリフや
くだらない子育て本を読んだせいで、
ここに1人の天才が死んだんだ。
向き合うべきは本ではなかったな。
みんなの心ではなかったな。
そうだ、僕の心だ。
そんなことを書いてる自分を俯瞰すると、
自分は承認欲求と顕示欲が
強いんだな、と思う。
けれど、それはSNSのフォローが
何千人、何万人になろうが
満たされるタイプではない。
高級時計や高級車を所有して
満たされるタイプではない。
今まで僕を傷つけてきた奴らを
縦に一列に並ばせて、
順番に僕の靴を舐めさせる。
それを、そうだなぁ、3周はさせれば
僕は満足する。怯えた顔で一言、
「すみませんでした」と言わせることが
できたらならば僕は満足する。
自分を俯瞰してみて、
もっとわかったことは
僕は寂しい人間で、
針でチクッと刺されただけなのに
ナイフで心臓を刺されたと感じる人間だ。
いつも被害者ぶっているんだね。