全てを投げ出して諦めたくなる時
全てを投げ出して諦めたくなる時。
そんな時ありますよね。
私は何回も何回も諦めたくなりました。
ちょうど今もその時なのかもしれません。
私は2歳からピアノを習い20歳まで教室に通っていました。
しかし、ピアノは全く弾けません。
元々身体が柔らかくバレエも器械体操もやっていました。
でも、今はめちゃめちゃ身体が硬いです。
何か”すごい事”を成し遂げた事もなければ、誰かに賞賛をされた事もありません。
ピアノは今でもたまに弾きますが、下手くそです。
バレエも今でもやっていますが、下手くそです。
上手い人が言う下手くそとはわけが違います。
本当に習ってたの?っていうレベルです。
何故、そんなに下手くそなのか。
理由は簡単で
”練習をしなかったから”
それだけです。
自分が練習をせず、自分で上手く弾けるようになる事を諦めたのに、”下手くそだから”とか”才能がないから”とか思って全てを投げ出して諦めてるんです。
不思議ですよね。
上手くピアノが弾ける自分、バレエが踊れる自分に憧れてるのに、そうなるように努力をしなかった。
出来ない事が自分にはお似合いだと思っていたんです。
でも、最近はバレエが好きでお家でバーレッスンをやっているし、ピアノもたまに弾いて楽しむ事が出来ています。
投げ出して諦めてるはずが、諦めきれていないんです。
今も何にも出来ない自分に嫌気がさしていますが、自分が憧れる自分になるのを止めてるのは、また自分なんだなと気付きました。
全てを投げ出して諦めたくなる時。
そんな時は、どういう自分でいたいのかを思い出すようにしています。
自分が憧れる自分はどういう自分なのか。
自分が憧れる自分は、どういう選択をするのか。
自分が憧れる自分は、毎日何をして過ごすのか。
少し考えてみると自分がなりたい自分のために、何をしてあげればいいのかがわかる気がします。
諦めるならやってみてから諦めようね。
自分をありのまま肯定する事も大事だけど、それって本当にありのままの自分なのかな。
サボって練習しないで言い訳ばかり言って何も出来ない自分もいるけど、もっとチャレンジしたい、納得できるまで進んでみたい、そう思ってる自分もいないかな?
自分が幸せになれる場所にぜひ自分を連れて行ってあげてね。
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