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 まだ旅の途中、これからも旅は続く...なぁ〜んて、カッコつけている割には旅をしていない此の頃。若かりし頃はまるでヤドカリのように転々としていた時期もある。それは若いから出来た事。結果、10年と言う時間、日本を留守にしていた。

過去にした旅と今できる旅は違うかもしれない。昔のような大胆な旅はできない。しかし、昔読んだ難しい本を読破したけど、作者の年齢に達して判ることがあるように、きっと今だからこそ出来る旅はある。それは、旅先で見つけた美味しいものだったり、ふとした風景に自分の原風景を見つける事でもある。

旅は人生を豊かにしてくれる。例えばそれがたった3日の旅でも、その中にはいろいろな出来事が凝縮されている。その旅の経験は人生の節目に勇気をくれ乗り越えるパワーとなる。

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そういえば僕の周りでも忙しいながら時間のやりくりをして旅に出る人がいる。その人達はけして忙し忙しいとは愚痴らない。そして週末にサラッと旅に出る。それが海外だったりするから驚きだ。勿論、時間のやりくりには苦労して旅に出るんだろうし、その分、夜遅くまで働いているかもしれない。そういう人はきっと、ジムに通ったり、ジョギングや他のスポーツをする人達のように運動の後の爽やかなスッキリした感じが漂い、スッと歩いているような感じなんだろう。

一方、時間があってゆったりと人生を楽しむ旅もある。これはお金に代えがたい贅沢だ。僕はこの年令になりやっとその辺が判ってきた気がする。やたらめったに見て回るより、特化した事(例えば撮影)に旅の楽しさを見出すことに憧れる。

旅は、自信を貰え、勇気を貰え、突発的なハプニングに対応する判断能力が付く。こんな良い事はない。そんな事をふと思った。

2019年、お伊勢参りを秋にして以来旅をしていない。やっと世の中も落ち着き出したし、まず国内旅行にでも出てみるかな。

旅カメラはやっぱりコンパクトで高画質のLeica Qがいいかな?それともXT4にTamron 18-300で何でも撮れる方が良いのか迷うな。


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