【聞く】②質問をすることは難しい
自粛ムードの時間の使い方は人それぞれですが、多くの有識者の皆様がとても良い時間を過ごせるようにたくさんの情報を発信してくれています。
どうぞ気晴らしでも、その情報を得てみてください。
前回は【聞く】ということの意識のお話をしました。https://note.com/higedaluma/n/n1c7db03236df
今回は、具体的な部分で、質問するということに関してです。
結論からするとオープンクエスチョンを活かすことが鍵かと思います。
読み解いていきましょう。
質問することは私は大変に難しく苦手だと思っています。(聡明なあなたは思わないかもしれませんが)
例えばあなたの会社の上司や先輩などがお話し(公演)ていて、最後に何か質問はありますか?という言葉があっても緊張で話せなかったり、頭の整理が追い付かず質問を考えている時間に終わってしまったり。
例えば、興味を持った方と会話したいのに、何を話していいか?というのがわからなかったり。
共有や共感などのトレーニングや本はよくありますが、案外質問に関しては多くない気がします(私の感覚によるところですが)
ですから、質問をまず理解していきましょう。
質問は大きく2種類の性質に分かれると考えてます。
①関係性の向上のため →日常で興味を持つ相手を知るための質問
②課題解決のため →ビジネスの課題を解決するための質問
まずはこの2種類があり、その上でよく言うオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンという技術に分かれると考えます。2つの質問の技術は以下の意味と捉えてください。
◆オープンクエスチョン→答えが限定されない質問
◆クローズドクエスチョン→答えが限定される質問(はい、いいえ)など
さて、ここで聡明なあなたは気づいて頂けることと思いますが、クローズドクエスチョンが多いと会話が弾まないですよね?
ずっと、【はい、いいえ】の会話はつらくないでしょうか?
ですので、どちらの質問にも共通して言えることは、オープンクエスチョンを活かすことで、会話が広がりより相手と密なコミュニケーションが取れるのです。
オープンクエスチョンをうまく扱うために必要になのは、
①あなたが相手に興味を持つこと(さんざん言いますがすみません)
②興味に対して疑問をもつこと(なぜだろうか?という思考)
③正解を求めないこと。
です。
ここで大切なポイントは③の正解を求めないことです。
よく質問の深堀で【なぜですか?】【どうするの?】【どうやって?】という話をしがちです。(私はよくされていましたし、責任者になりたての時はやってしまいがちでした)
ですが、パーソナルなことも、ビジネスなことも
質問に対しての答えに正解がないことがほとんどということを前提に考えてください。
正解を求める質問は、相手を追い詰めることや答えを求めて思考停止してしまう可能性が非常に高いため、ご注意ください。
なので、質問の際には、ぜひ以下を実践してみてください。
①あなたの考えを添える
→【私は〇〇と思いますが、あなたはどうですか?】
②相手を思考を尊重して質問する
→【あなたは、なぜそう考えたのですか?】【あなたは、どうしようとしたのか?】など、あくまで相手の立場からの思考を聞きたい、という意思を見せてあげてください。
きっとお相手の方からのリアクションがぐっとかわり、あなたとお相手は有意義な時間を過ごせると思います。
ぜひ、実践してみてください。
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