ヒゲ脱毛は家庭用脱毛器ではムリゲーな理由
多くの友達が家庭用脱毛器という気軽なアイテムにコロナ禍に手を出した。
単純にリモートワークになった友達は暇だったこともあり、ヒゲ脱毛ができるという広告からうっかり家庭用脱毛器を買ってしまった。
という報告を受けた。
まぁ、家庭用脱毛器で難易度の高いヒゲ脱毛ができたら、世の中にこんなに脱毛サロンやクリニックでの脱毛サービスが成り立つわけがない。
女性ならまだしも、男性。しかも毛量も密度も高いヒゲに医療レベルの出力の出せる家庭用脱毛器なんて一般人に販売をする許可がでるはずがないのだ。
ちょっと考えればわかることだけど、ネット広告の巧妙な謳い文句に騙される人は少なくない。そしてコロナ禍は特に、時間を持て余していた飲食業界やIT企業の友達は家庭用脱毛器を購入して後悔していた。
家庭用脱毛器がなぜヒゲ脱毛に向いていないか?
それは、とにかく痛いから。人間は防衛本能があり、痛みを感じると回避するようにできている。痛覚という機能がちゃんと働き、皮下に神経が通っていることを考えればわかりそうなものだが。
自分で注射針を打つことができないのと同じで、痛みが生じる脱毛機を肌に当てることは躊躇するものなのだ。
ヒゲ脱毛でも体毛でも、脱毛機は熱エネルギーを与えるので、痛い。とにかく、痛い。
痛いのに続けられるのか?
といったら無理な話なのです。
特にヒゲは痛いので照射レベルを最低に下げても痛いです。
女性の産毛のような体毛でも痛いのに、男のヒゲなんていう太い毛に自分でマッチの火を皮膚に当てるようなものです。
なお、低出力で照射したところで、ただの抑毛レベル。
永久脱毛ではないのです。
ヒゲ脱毛は自分でできる手段は限られる
そもそも、ヒゲの脱毛というといくつかパターンがある。
ワックス脱毛で一気にごっそり
ソイエで根こそぎ引っこ抜く
毛抜きでコツコツ手作業
除毛剤で溶かす
ワックス脱毛で一気にごっそり
これはたまにYOUTUBEでも見かけるが、皮膚がどんなに強くても絶対におすすめできない方法。ヒゲが数ミリ生えている状態で、粘土の高いワックスを肌に塗って、一気に剥がす方法。
昔罰ゲームでもじゃもじゃのすね毛にガムテープを剥がす。という悪ふざけをしたことがある人ならわかるとおもうが、すね毛の費じゃないほど痛い。
しかも毛穴から毛を無理やり剥がすため、毛穴から血が出るばかりか。毛穴も開く。体毛ならまだしもヒゲをワックスでどうにかしようなんて考えないほうがいい。医者もやめておけといっています。
こういうことを若いときに無理して行うと、後々後悔することになります。
ソイエで根こそぎ引っこ抜く
これもワックスの次に肌を痛める行為。毛穴の下の成長毛を引っこ抜くという行為はワックスと同じ。
自分でやる勇気がある人がいることがすごいと思う。
ソイエは基本的に女性の体毛の除毛器。男性のヒゲに使われるなんて想定されていない商品です。
毛抜でコツコツ1本づつ抜く
眉毛を整えるとき、毛抜で抜くように、ヒゲをコツコツと毛抜で抜く。
この行為も、とにかく肌に優しくない行為です。
昔、あるバイトで休憩時間にヒゲを毛抜で抜いてティッシュに植毛するように置いていたやつがいたのですが。気持ち悪かったです。
永遠に終わらないどころか、痛いし、毛周期も乱れるのでやめましょう。
除毛剤でヒゲを溶かす
これ、パイプフィニッシュを顔に塗ってるようなもんです。
髪の毛を溶かす、パイプフィニッシュ。
除毛剤は表面の毛を溶かすものです。表面の毛だけでなく、表皮、皮膚も溶けます。ダメージがすごいです。
生えている毛にしか作用しないので、すぐに生えてきます。
脱色するときのクリームと同じにおいがします。
タンパク質を溶かせる成分が入っているので、肌が弱い人は即、肌荒れします。使うのはやめておきましょう。
ヒゲをなくしたいのなら、クリニックでのレーザー脱毛一択
自分でヒゲを脱毛しようとしても、家庭用脱毛器やその他の方法は無理があります。肌を荒らしたくないのであれば、大人しくクリニックでのレーザー脱毛を選択しましょう。
エステでのメンズ脱毛は抑毛、減毛なので生えてこなくなるわけではなく、永遠と通う必要があるので、クリニックの医療レベルの出力で痛いけど、生えてこなくなる毛乳頭殺傷レベルのレーザー脱毛を受けましょう。
ヒゲ脱毛を早く終わらせるにはこちらをお読みください。
尚、友達が買った家庭用脱毛器は実家の押し入れに入っているそうです。
たまにおかんがつかうとかつかわないとか。
家庭用脱毛器はそこそこ高い。どうしても試してみたいならメルカリで投げ売りされているので、そっちを買ったほうがいいです。