23.5.13 vsルートン(po1回戦1試合目)

さんだらんどの狂ったスタメン。グーチオナインヒュームの3CBにロバーツとクラークのWB、最終節の後半と同じ343

10分にCKからルートンが先制。さんだらんど選手の身長が軒並み低いのもあるけど、チャールトンモリスの下がりながらの折り返しもすごかった

さんだらんどが苦しむ時間が続く。持ちたいけど、ハイプレスでサイドに追い込まれて潰される。ビルドアップにおいて、ルートンの2トップに対してさんだらんどの3CBは数的優位になっているから、サイドのCBから持ち上がれるんだけど、同サイドの味方はCH、WB、シャドーの全てが潰されている。逆サイドのCHと中央のCBも見られている。唯一のフリーマンである、逆サイドのCBへのロブのパスという度胸試しはなされなかった

ルートンのキーパーのしょーもないパスミスからさんだらんどがスローインを得て、そこから敵陣タッチラインでわちゃわちゃ→もう1回スローインゲット→FKゲット→ゴール

アマドがちょいちょい降りてビルドアップの出口になろうとしていてありがたかった。最初は上手くいかなかったけど、WBを上げつつアマドが降りる形は、後半になってルートンの運動量が下がると更にはまってきた。後半はルートンの運動量も落ち着いてきて、アマドが降りれば普通にボールを回せる感じになってきた

それなりにボールを持てるようになると、相手を押し込んだり、仕掛けたりできるようになってきた。ロバーツとアマドの謎連携や、左で作ってからのクラークのアイソレーションといった、いつもの形が現れてきた。ロバーツのカットインミドルからCKを得て、その流れで2-1になった

ここまでルートンのビルドアップの場面は少なかったけど、ビハインドになったからルートンがボールを握らないといけなくなってきた。さんだらんどは無理にボールを取りに行かなくていいので、アンカーや周辺の選手を抑えるのを優先しながらボールホルダーに軽く寄せていた。前半に味方に押し上げるよう指示しながら激しいチェイシングをしてくれたときもそうだけど、非保持でもプリチャードがいてくれるありがたみを感じる。受け手を潰されたルートンは、安定したビルドアップやボール保持による攻撃を繰り出せなかった

71分にルートンが右SBを交代、79分にIHを交代
さんだらんどもロバーツ→ハギンズ、ロバーツがいるとどうしても試合のテンポが上がってしまうからかな。あとロバーツは普通にWBをせざるを得なくなったら厳しい

最後の10分間とATも大体さんだらんどが支配して、2-1で第1戦目が終了。勝ってしまった…