vs クルー

クルーって読むんだ。鉄道博物館が近くにある。小さい子供の親と鉄オタのレビューがたくさんついていた。
ラスト25分くらいにバタついたジリンガム戦から中3日。クルーも中3日。
アウェイ連戦。またカメラがつらい…
視聴間隔は中マイナス1日(同じ日に見てる)

メンバー

ブロヘ、エンボ、オブライエン、エバンズ、ハギンズ、アウベスが不在
先発にマクギーディ、ベンチにデヤクが戻ってきた

前半

クルーは同数ハイプレスをかけてきた。さんだらんどが縦パスを入れるとはっきりと潰してきた。 
多分5-4-1(というか5-2-2-1)基準で、同数にするために左WGの37番が列を上がり、右WGの7番がアンカーにつく、そして流れによっては左右が入れ替わるけど、役割は変わらない(元々FWの12番の左右が変わる)。余ったさんだらんどのCHにはどちらかのCHが前に出て潰す。なんでこうなったのか普通に気になる。

さんだらんどはキーパーをビルドアップに組み込むことでショートパスの前進をしようと試みた。だけど、多分クルーの前に出る意識がかなり強くて、結局縦ズレ+ボールホルダーへの圧で誤魔化されてしまった。20分くらいにショートパスを断念して、GKも陣形を押し上げてから蹴るようになった。

クルーは切り替えがさんだらんどより一瞬早くてファウルを取ったり、後ろに指示を送りながらプレスをかけてきたり、逆サイドのWBの絞りの意識が高かったりと、まあなんかいいチームなのか?と思った。

ただ、同数プレスやキーパーまでプレスをすると最後方も当然同数なので、ハイプレスが交わされてボールホルダーが余裕を持って蹴れたり、個人のミスがあったりすると、厳しい場面も出てくる。
21分にはプリチャードがレイオフを成功させて3vs3の場面を作り、23分には左CBトーマスのやらかしでオブライエンが大チャンスを得るなど、怪しい場面があった。

24分にはトーマスが利き足ではないクリアを成功させられずにオウンゴールでさんだらんど1-0。オブライエンもいいプレッシャーをかけていた。

ここからはさんだらんどが主導権を握り始める。一度押し下げられても、ウィンチェスターが下がりめなことから生じるクルーの左WB背後のスペースにボールを流して押し返していた。オナイエンが2FW間で受けたのを開始点にしてハイプレスを普通に回避する場面もあった。クルーのハイプレスのサイクルに入らなくてよかった。

クルーもボールを少し握りたい素振りは見せていたけど、寄せればある程度蹴ってくれるかミスしてくれた。同数プレスできる配置なので、さんだらんども違和感なく同数プレスができた。

31分には37番が数的不利にもかかわらず軽率な寄せをしてウィンチェスターが前を向き、WBが出たトーマスのカバーに入らない、5番トーマスがなぜか中を優先して守らないなど、色々ミスが重なってさんだらんどが2-0に。

34分のCK後のカウンターはめっちゃ危なかったけど、ウィンチェスターが死力を尽くして止めてくれた。

30分頃の2FW間でのプレーが良かったと判断したのか、35分にオナイエンは降りる動きをしてボールを受けていたんだけど、相手の配置がたまたまズレていて、むしろプレスの起点にされてしまっていた。難しいところだなと思った。39分にはちゃんと効果的にやっていて良かった。

40分頃からさんだらんどが保持を安定させていた。この時間帯でイレギュラーなフリーロールを入れてくるマクギーディは鬼だ。

後半

クルーはボールを持ちたいようだった。初めのうちは、さんだらんどは前半同様に同数でプレスしてボールを奪うか蹴らせていた。ただ、IHのロングが裏のスペースを突く動きをしていて、怖さがあった。

しかし、50分に左CBのトーマスが、51分に右WBのラムジーがドリブルによる剥がしでの打開を成功させてきた。

しかし2人が少し嫌な流れを変えた。52分にホフマンがCKをキャッチすると、スラムダンク桜木ダッシュをスチュワートがしたところに低空パントを通して押し上げ。その流れからCKをスチュワートが得て、CKをスチュワートが決めて3-0。ドイルの逸らしも上手かった。

60分頃にクルーは交代。5-2-3に変えて、ボール保持の意識を上げた。CBの持ち上がりが増え、外→外で運んで無理矢理CKを得るなど、ギアが上がった感じがした。でも50分頃の流れを考えると、もう少しドリ剥がしを試してもよかったのではとも思う。

72分にクルーのCKが弾かれたところで、さんだらんどのプレスもあってクルー側がお見合いしてしまい、途中出場のデヤクが独走ゴールで4-0。

後はマクギーディを下げてライトを入れて、カウンター打ちつつ守り切ってそのまま勝ちー