23.1.28 vsフラム(FA杯4回戦)
格上相手に主導権を保って戦えるのかという緊張感があったんだけど、フラムCBディオプの大ぽかに乗じて先制してしまった…
さんだらんどは、ビルドアップ・ボールの保持は速い寄せをくらって上手くいかず、ハイプレスによるボール奪還はキーパーの配給によってこれもちょっと上手くいかずという、プレミア7位(うちレギュラー組は5人程度)の実力〜という感じだったのに
コートジボワールの久保建英ことアマ・ディアロが自由な位置取りでチャンスを作っている
フラムのキーパーまでボールを下げさせてるし、アンカーも捕まえられてるんだけど、残りの2枚のMFが捕まらない。空いてる人に出させない程の強い寄せはできなくて、キーパーは普通に縦パスを入れてくる。これにどう順応していくかというところで、16分にスチュワートが負傷交代
スチュワート交代以降はボールを保持される流れになった。はめ込んでSHを上げていくことができず、ミドルゾーンでやや弱腰に構える。アンカーが捕まらず、2トップが抱える数的劣位をきっかけに、ボールホルダーへの寄せができなくなり、フラムの使えるピッチが広くなる。フラムは横幅を使って前進して、さんだらんどはその分押し下げられる。
そうなると残るのはロングカウンターと、それをきっかけにした陣地回復なんだけど、ほとんど独力でそれをしてくれるスチュワートはもういない
フラムの右SBがCBのフォローに入るビルドアップはあんまり整ってる感じがせず、プレスを始める狙い目になっていた。と思っていたらトップ下のペレイラによるサイドへ流れる動きで狙い目ではなくなってしまった…
30分を過ぎてもフラムのポゼッション練習が続く。37分に一度フラムのキーパーまで下げさせたんだけど、2トップとそれ以外との連携が取れず、意味のあるプレッシングができない。さんだらんどはただ位置が高いだけになっていた。ただしフラムは1点も決めていない。フラムとしては前半のうちに1点くらいは欲しい内容だったと思う
ゴールキックを遠くに蹴っても、それに対して有効に体を張れる人はいない…
さんだらんどはバカほど劣勢なんだけど、40分にロバーツが2〜4人を引き付けてチャンスメイクしていてすごい
前半のATに、押し込んでからのネガトラでボールにアタックして高い位置で奪取という雰囲気を出せていてよかった。もし後半にこのサイクルをする時間が作れればどうにかなるかもしれない
HTにアリーセ→ハギンズ。怪我か何か？怪我から戻ったハギンズは見たかった。シーズン後半は出番を得られるかどうか
結局後半もフラムは普通にビルドアップから相手を崩してる。でも決めないし、ちょいちょいやらかすせいで逆にさんだらんどのオンターゲットがちらほらあって盛り上がった。決めてほしかった
60分過ぎに、フラムがビルドアップから崩して同点。ロバーツが列を上げて、CBに対して外切りで寄せた背後で起きる2vs1を利用された。後半のロバーツはこれを2回やって2回ともピンチを招いてたと思う。442で外切りプレスをすると、余程タイミングが合っていないとやばいところで数的劣位を作ってしまう。433でやるなら3センターがそこをカバーする余地もあるんだけど、442だとカバーが難しい。SH上げっていう点だけはいいと思うんだけど、方法やタイミングについて、チーム全体が適切にやれなかった
交代で出てきたエクワでけぇ
フツーのスローインからチャンスを作られていてフラムが心配になる
ウィリアンの年俸でさんだらんどの全選手を雇えたりするんだろうか
80分を過ぎた辺りから、さんだらんどの「なんかやれてる」感が出てきて面白い。フラムが交代後に少しバタついたのかもしれない。行けるときは同数でプレス、無理なら4411でサイドを限定しながら緩やかに撤退という使い分けをしてるところもよかった。
でもミトロビッチに笑っちゃう程フリーでヘディングされるなど、普通にやばかった。ヒュームが混乱の中で全てを見失っていた
さんだらんどの選手みんな、中盤に入った相手のボールを奪いにいく意識が高いの何なんだろう。
かと言って別に、数年前のように身体能力的・組織的な対応力不足に起因する危険なタックルをする奴が多いとかでもないんだよな、今のところは。練習で、クソ狭いコートでボールの奪い合いをさせて、トランジションを起こした奴にお菓子とかあげてるのかな。クリスリグ、ニール、エクワのジェットストリームアタックでボールを狩っててすごい
エクワ、ボールが全然足についていない！はちゃめちゃフットボーラーの系譜を感じる
クリスリグ15歳が幻のゴール。バがバチクソオフサイド。そんなに慌てて抜け出す必要もなさそうだったけど…。てかバさんはアタッカー起用でいいんだろうか？
どうにか凌いで1-1再試合に。無限に殴られる編じゃなくなった状況でもう1試合練習できるのは楽しみかも。失ったものはあるけど