人それぞれとはいうけれど
ちょっと前にすごく刺さった友達の言葉について話す。
【注意】
前半にオブラートに包んだ下ネタが出てきます。ご理解ある方のみ読んでください。
少し恥ずかしいのでさーっとスクロールしてもらえると嬉しいかもです笑
付き合って10ヶ月そこそこの彼女がいる。
優しくて、自分のことを好きでいてくれて、つらい時とか励ましてもらっている。おだやかーなあったかい彼女の人柄にいつも元気をもらっている。
いろんな観光地や、遊園地などに一緒に行きそれはまあ楽しい時間をいろいろ過ごしてはいるのだがひとつだけ悩みがある。
"あと一歩"が踏み出せないのだ。
正直踏み出そうと思えばいつでもいけるのだろうが、なんか怖くてできない。
よくわからないけど、すごく怖い。
世の平均的なカップルなら、まあ付き合って半年そこそこで"一歩"を踏み出すと思う。
正直"半歩"踏み出したことはあった。
あったけど、得体の知れぬ恐怖が身体中をめぐって強張ってしまうのだ。
まだそこまで自分を彼女に委ねられないのかもしれない。委ねてしまえばこっちのもんかもしれないが、なぜかできない。
と、まあそんな話を飲み会でしていた。
ありがちな大学生らしい会話である。
その時に、その場にいた友人Aはこう言った。
「そこまで来たらもうおさえられなくない?普通」
うーん。まあそうかぁ。。そうだよなぁと思っていると、友人Aはこんな(余計な)ひとことを言ってくれた。
「まあ人それぞれだけどね」
出た!人それぞれ。Z世代の口グセ。
人生をそれとな〜く上手くこなしている俺くらいの若者がこうやってどうしようもなくなったときに、人とそこそこの距離を取るために使うこの言葉。
これを言われるたびに、
「また人と距離を取られた」
「やっぱり俺は変なやつなんだなぁ」
「こうやって世の中から置いていかれるのか」
と虚しい気分になる。
こんなこと言うのもなんだが、まあよくある。だから、寂しい気持ちもありながらそう思われるよなぁと思っていた。
そんな時、友人Bがすごく気持ちのよい返しをしてくれた。
「それで終わらせたらつまんねーだろ!」
拍手。よくぞ言った。
この返しができる奴と友達になれてよかったと思い返してもつくづく思う。
そう、これはまじでみんなにも聞いてほしい。
なんか変なやつがそこにいたと。
自分と相容れない変なことを言っていると。
人それぞれだよねと。
それで人生おもろいか!?
まずはそいつの話を聞いてみるところから始めてみねーかと。思わないか?
合わない奴がいるのはしょうがないし、結果的にそうなることはあるけど、
最初から「人それぞれ」でシャットアウトしてしまうのはあまりに冷たくないか?
と思うのよ。
俺は人の違いを理解できる人間でありたい。「人それぞれ」で済ませず、もう一歩深いところまで他人と分かり合える人間でありたい。
そう思うわけなんです。
というわけでこの友人Bにはなにかとお世話になってます。
ちなみに、俺がこの後何を話したかと、彼女とどうなったかは、恥ずかしすぎるから内緒で。笑