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最近、永野が好きすぎる

皆さんこの人ご存じでしょうか。

永野。

「ゴッホより普通にラッセンが好き~!」のネタで数年前にヒットし、最近また配信王として人気を博している。

この人に、はまってしまった。ちょっと異常に面白すぎる。

ちょっと今日はその魅力を語りたくて一つブログ書きます。
今日の記事普段より浅いこと書くと思うんですけど許してください。

なぜハマったか

まあギャグはもちろん知ってました。
妙にエッジの効いたフレーズを残す人だなぁとずっと思ってた。

ゴッホの良さってまあ難しい、正直市営の美術館とかにおいてあったら通り過ぎるような感じの絵じゃないっすか。でも、ゴッホっていう名前を知っているからみんながひまわりを見て”これはものすごい価値のあるやつなんだ”と、後追い的に認識するような、そういうアートじゃないっすか。で、ラッセンの絵って誰が見ても美しい、こんなキラキラした絵、友達が書いてたらすげえってみんながほめるような絵だと思うんすね。後追い的じゃない、直感的に価値のわかるやつ。これを比較して、いやラッセンが好きってこういうことを叫べるのっていいよなー

分析厨がなんか言ってます

ってこのギャグだけでもこのくらいの感想を語れるくらいには面白い人だなぁとは思っていて。

それ以降あんまり見なくなって、ここ最近切り抜きとかshortsとかで時々目にするようになって。そのくらいだったんすよ。

永野channelの衝撃

でも、youtubeを見た瞬間に衝撃を受けて。


Limp Bizkit、サブスクで数曲聞いたことあるバンドだったけど、”サブスクで数曲知っているバンド”の裏にこんな面白エピソードがあることにZ世代はまず衝撃を受ける。エピソード掘ると音楽が立体的に聞こえてくるよね。(MTVのライブの時に、レイジのドラムの人がスタジアムの上で照明をグラグラ揺らしてたって(違ってたらごめん)話がめっちゃ好き。)

そして、また永野の話が面白いのよ。

分析力がすごい。
自分が感じている感覚を一つ一つ忠実に言葉にしていくその語彙力。感情が伝わるように話してくれる臨場感(?)。

この動画見たとき、久しぶりに時間を忘れるくらいyoutubeに熱中した。

アーティストの説明をしながら、アルバムごとに細かくいちゃもんつけていくこともあるんだけど、このいちゃもんのつけ方が「あー音楽好きな人だなぁ」「マジでわかるわかる」という感じで気が付いたらずっとうなずいてた笑最近の音楽雑誌とかって頭ごなしに全部褒めるじゃないっすか。それがあんまり好きじゃなくて。自分に合わないと思ったら正直に伝えてくれればいいのに。とよく思っているんですけど、アルバムの好き嫌いをしっかり伝えながら、でもアーティストへの愛は伝わるのがいいんですよねぇ。

なんかうだうだ言ってます

ここから永野channnelを見て洋楽のこと知れて楽しくなった。
それが永野にハマったスタート。

そこから、youtubeのおすすめで永野を見たら即ポチする体質になってしまい。どの動画も見るたびに爆笑している。

だから永野の魅力をもっと伝えたいと思った。

(以下はうだうだ話しているのですぐ次チャプター行ってください)
よし、これから永野の魅力を3つくらい並べて考察してみるかぁ。
いや待て。
ここで考える。永野の人柄を紹介するのに特徴を上から目線で考察するのは適切なのだろうか?
あんなにインテリぶる人が嫌いな人だぞ?
特徴紹介みたいな事したら、永野から「noteでまたお笑いライター気取りのやつが変なこと書いてる」と思われるぞ。
ここはエピソードベースで人物像が浮かび上がる形にした方がいいのでは?よしそうしよう!というわけでエピソードベースで紹介します。

永野の人柄がわかる言動3選

お笑い向上委員会 陣内に対して「お利口なサルと一緒」

(本当は放送のやつを見てほしかったんだけどまともにエピソードわかるのがこれしかなかった)

近年のテレビにないヒリヒリ感が味わえたこの放送。

陣内に言っていることは全部事実だったし、実際それに悩んでいる陣内が穏便にネタにせずに暴力で押さえつけたのも、それを受けた永野が完全に憔悴してたのも含め全部が最高だった。
全員が本当の感情をぶつけ合ってて、これがテレビだよなと思ってみてた。

エピソードでは省かれてるけど陣内が「あん?サルなんやろ?」ってマジな顔で永野に詰め寄るところが一番よかった。

そしてこの放送の後、最近のテレビに出てる芸人って全員「お利口なサル」だよなって少し考えてしまった。

出版区youtube 「最近のサブカルはインテリが戯れてるだけ」

これは本当にすっきりした。

最近のサブカルを好きになりたいけどなれない理由がこれだとわかってすっきりした。やっぱ頭のいい人、言語化能力の高い人っておもろいわと思った。

最近のサブカルってなんかお遊びみたいですごい腹立つんだよなぁ。

関ジャム、サカナクション、みのミュージックみたいな音楽を分析するタイプのカルチャーがバッと出てきたとき(全部世代です)、
今一つのめりこめなくてすごくもやもやしたのが解決した。

別のパートで永野がこうも言っている。

「俺らはマジだったから」

いやわかる。マジじゃないんだよな最近のサブカルって。
あの距離感をとって分析するのにイラっとしてたから、俺だけは時代に逆張りして”マジ”になろうと決意した瞬間でした。

出版区 youtube 「成瀬の自信は若さとフォルムの美しさ」

最近話題の「成瀬は天下を取りに行く」。

自分も本屋で立ち読みして「そこそこ面白いけど文庫を待ってもいいな」くらいに思っていた一冊。

永野はこの本自体まったく読んでなくて、なんとなくのストーリーを聞いたうえで適当に話していく、本紹介兼フリートーク的なスタイルの動画。

言っていることは的を得ているのに、読んでいないから発言に責任感とかもなくざっくばらんに話している。雑に話しても分析力があるから芯がぶれないトークの力みたいなのがすごくて聞き入ってしまう。

でもこの動画の”成瀬観”がすごいよくて、東京に行かず地元でなんとなく男を見つけてうまく暮らしていく一軍女子のバックグラウンドを陰キャ2人が腐しながら解析していく構図が最高すぎてマジで見てほしいです笑

結論

かつてなくマジなお笑い芸人、永野!!

すごく頭もいいし、話もめっちゃ面白いし、それだけでも素晴らしいんだけど、テレビやラジオなどのメディアに出ている時、ずっとマジなのがいいんだよな。

常に本気でいいものは絶賛するし、悪口も全力だし。

こういう人にあこがれて生きていきたいし、youtubeもたくさん見たいと思いました。以上!!


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