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【閲覧注意】嫌いな芸能人の共通点を見つけて悲しくなった話
僕には嫌いなミュージシャンがいます。
Vaundy。
![](https://assets.st-note.com/img/1720796261085-GuWKun6ibg.png?width=1200)
僕には苦手なお笑い芸人がいます。
令和ロマン。
![](https://assets.st-note.com/img/1720796236906-UsWoh2XaJR.png?width=1200)
この2組、なんか似てるよな…なんだろう…
と、ここ半年くらいモヤモヤしていましたがふと分かってしまったので記事を書きます。
ちなみにとても悲しくなりました。
どちらも人気があると思うので悪口を見たくない人はブラウザバックを推奨します。
(とてもひねくれていることはわかってます。許してください。)
令和ロマン
うーん。面白いと思うよ?面白いとは思う。
ときどきyoutubeに出てくるときは見ちゃう。ケムリがめちゃくちゃ優しそうでいいと思う。
だけど苦手。理由は2つ。
・人生苦労してなさそうなところ
やりとりを見てると全盛期のAKBのメンバーの話とか、乃木坂の話、6-7年前のネットでバズったネタなど学生時代"そっち側"にいた人たちがしてたような会話をずっとしていて、多分この人たちはずっと人生勝ち組なんだろうなと思う。
お笑いサークルでも無双して、吉本に入ってもM-1で芸歴若くして優勝して苦労(まあしてないことはないと思う)が見えない。
そういう奴を見てるとなんかこう…ムカムカっとしちゃうんだよな。
・計算でお笑いをやっているところ
正直この点に関しては後述のVaundyに比べるとよっぽどマシなのだが(舞台で漫才ずっとやっているし)、
お笑いや音楽などなんでも、体裁だけ整っていて感情の発露が見られないアートが基本的に好きではない。
そして令和ロマンの漫才もこれにもれない部分がある。
M-1の決勝でネタを4本出して出順を見てネタを変えたなどの話は有名だが、
感情よりも頭が先にくるのはやっぱりあんまりいい気がしない。
Vaundy
好きな人ごめんなさい。何回聞いても好きになれない。
こちらも理由を2つあげる。
・曲が浅い
この人の音楽は本当に刺さらない。
聞いていて虚しくなる曲ばかりだ。
ポップだとは思う。ポップだとは。
メロディーセンスのある人だとは思う。
ただ、ポップの盾を使っておもんない展開とおもんないアレンジの曲がちょっとよく聞こえるだけなのだ。
Aメロっぽい感じのところが出てきて、アレンジが激しくなったら多分サビで、また大人しくなって、あーまたサビだ。
その間俺の感情はずっと置いてけぼり。
あんま曲を聞いててこんな虚しくなることがない。だから逆に面白いなと思う。
こんな気持ちにさせるのも、先ほど述べた"体裁だけ整っていて感情の発露が見られないアート"だからなのだ。
それでもインディーロック風の曲とかシティポップ風の曲はまだ聴ける。
そもそもこれらのジャンル自体が(やや暴論だけど)インスト重視でいわば空っぽの音楽が多いというのもあるだろう。
でもロック風の曲はマジで聞いてられない。ロック風なのにストリングスばっかでドラムもギターも全然聞こえないサビを聞いてしまうと「なんだこれ!」と5秒でイアホンをとってしまう。
メッセージや気持ちを伝えてなんぼなジャンルがロックだと思うので、気持ちの乗ってないロックに誰が魅力を感じんだろう、って俺は思うんだけどこの手の曲も人気あるよね。
・振る舞いがダサい
インタビュー(嫌いなのによく見てるなと思った? 俺もそう思う)を見ると、歌詞はいらないと思っているとか、曲はパクってもいいとかいろいろ言っているがすべてキツい。
曲の制作過程とかを聞いていてもこうなるようにしました、私はすべて計算していますといわんばかりで、うっすら自慢げなのがすごく腹立つ。
紅白のあおりもキツかった。
お年寄りの人をまえに「そんなもんか紅白」と煽ってたのをリアルタイムで見てたがキツかった。
Mステの初出演もキツかった。
せっかくのオファーだから番組に出て歌えばいいのに、ライブ中継で時間を端折ってるあの感じが鼻につく。時間の無駄だと思っているのだろう。
共通点
まあこんな感じで2組を挙げたが、
その共通点がふたつあった。
ずる賢い
こっちは今まで説明した通り。
ここで最近の個人的名ツイートを共有する。
いまの日本、「ドラえもん」のスネ夫みたいな人物が脚光を浴びてて、スネ夫みたいな行動をすることが賢いとされている状態にあると感じる。
— 小野寺系 / Kei Onodera (@kmovie) December 23, 2022
これすぎる。最近出てくる嫌いなひとみんなこれ。
権力には媚びへつらい、使えるものは使って勢力を伸ばし、最後は自慢する。そして、興味のない人には塩対応。
こういうスネ夫みたいなムーブをする奴おれ全員嫌いです。
義理とか人情とか、そういう人間のあったかい部分がわからない奴って話が通じないんすよね。全部計算とか利益不利益で考えてるんだろ。そういうの無理だ。というのが私の意見です。
僕は常に不器用に生きているので、器用に表向きの振る舞いができる奴を見ると異常に嫉妬します。
ここまではもうとっくのとうにわかっていた。自分が驚いたのはここから。
???
とある時この記事を読んだ。
「俺は将来安泰だわ」超大人気歌手・Vaundyの知られざる高校生時代…休み時間にギター、目立ちたがりの自信家だった【写真あり】 - ライブドアニュース (livedoor.com)
一部を引用。
中高一貫校でしたが、Vaundyを知らない人はいなくて、歌が上手いのは全校中で有名でした。
目立ちたがり屋で自信家でしたね。授業中もうるさくするタイプでしたし、休み時間には周りの目も気にせずにずっと歌ったり、ギターを弾いたりしていました。…(中略)音楽の実力もあるし、徹底的に“陽キャ”な彼だから許される感じでしたね(笑)
中高一貫校、陽キャ、、、どっかで聞いたことあるような。
そう。令和ロマン。
二人とも私立の中高一貫校(ともに男子校)出身で慶応卒というのは聞いたことある方も多いのではと思うのですが…。
ここではっと気づいちゃったんですよ。
自分は結局「中高時代クラスの真ん中で出しゃばってたやつ」にずっと嫌悪感を示していたんだと。
俺は私立の中高一貫校に通っていて、男子校にいた。
昔見てたクラスの陽キャってみんなこういう雰囲気だったんだよな。
Vaundyが男子校じゃなかったらすまんけど(多分男子校だと思う)、勉強ができて、運動や趣味で個性も出して、人間関係もうまくいってて、苦労を知らない、でも謎の満たされないむさくるしい雰囲気を持った奴っていうのがあの空間には一定数いる。
その気持ち悪さをこの二組からはひしひしと感じたのだ。
陽キャの音がするな、陽キャの人柄がするな、でなんとなく敬遠していてこのもやもやがなんなのかわかっていなかった。
でもわかってしまった。
育ってきた背景が似てるんだ。似てて、そっち側だからイラっとするんだ。
しかし気づいたら気づいたで悲しくなりますよね。
結局中高時代のこじらせを引きずってるだけじゃねえかって…。
ここまで読んでくださった皆さん。ほんとごめんなさい。悪口で気分悪くされた方も本当にごめんなさい。
今日はここまでにします。
※コメントで数点補足します
※この記事には続編があります。あわせてどうぞ。