画像1

[タロット劇場#5]ワンド(5)小アルカナ物語

東水みのり東水みのり
00:00 | 00:00
タロットのストーリー仕立てシリーズ Ⅰ 、ワンド5。

★これはタロ子が日常のなか、幸せ見つける、小アルカナ物語。
タロット劇場、はじまりはじまり。★


前回は「キレイな部屋でピザパーティをしたタロ子」でした。
今回はワンド5番目のカードです。


おや?
なにやらタロ子さん家から、
「とんとんカンカン」
騒々しい音が聞こえますね。


前回までのストーリーで、
部屋が片付いたはいいものの、

「もっと憧れの部屋にしたい!」

と、理想に向けて
さらに情熱を燃やしているようです。


タロ子:
「憧れのためには、やるっきゃない!」

なにやらせっせと、作業しているようですね。

ちなみに、
昨夜のピザパーティの後片付けはまだのようですが、

他にも
週明けの仕事の準備に、
ネイルや読書、
家事・料理……。

……うーん。
色々やりたいことがあるようですが、

今はタロ子さん、
DIYの作業に熱意をぶつけているようです。


タロ子:
「アレもコレも、ソレもドレも、モット……!」

タロ子さんの頭の中で、
“5人のタロ子がわちゃわちゃ“ しているんですねぇ。

でも、混乱しているというよりも、
活力があり、パッションを感じますね。


改めてカードに目を向けてみますと、
5人の人物が、
“ワンドのこん棒で戦いの訓練“
をしています。

日常に置き換えみたら、
スポーツなら模擬戦、
舞台ならお稽古、
さながらですね。


おや……?この5人の人物の服装……。
どうやら“色も模様“も、
てんでばらばらのようです。

“赤や水玉“ やら。
十人十色ならぬ、
『五人五色』。

つまり、
価値観も、考え方も、意見も
異なる人々。

その多様性の中で
ぶつかり合うからこそ、

新たな気づきを得て、
視野が広がり、
そこから
さらに発展してゆく。

それが
ワンド5の世界観です。

キーワードは、
「切磋琢磨・衝突・ディスカッション」
です。

 * * *

さて、日曜の午前、
ワンドの棒…じゃなくて、
カナヅチで打ち付けていたタロ子さん。

まさに、板と釘の取っ組み合い!
発展に向けたDIYの行く末はいかに!?

次回、
ワンド6「ついに完成!憧れの部屋」
です!お楽しみに。


 * * * * * * * *

『星のエンタメ☆』〜タロット劇場〜

あなたの星が実りますように。
東水みのり



※この記事の内容は、stand.fmにも投稿します)

いいなと思ったら応援しよう!