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[タロット劇場#2]ワンド(2)小アルカナ物語

東水みのり
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タロットのストーリー仕立てシリーズ Ⅰ 、ワンド2。
★これはタロ子が日常のなか、幸せ見つける、小アルカナ物語。
タロット劇場、はじまりはじまり。★


前回は「憧れの部屋にしようと思い立ったタロ子」でした。
今回はワンド2番目のカードです。

テーマはこちら、「片付けの仕方を選ぶ!」です。

というのも前回、ワンド1番目のカードでは、
“部屋を綺麗にしたい!“
と思い立ったはいいものの、
具体的な方法ややり方は決まっていませんでした。


が、やる気がみなぎるタロ子さん。

“どうにか散らかった部屋をキレイにしたい“

という意欲は高まっているようです。

おや?
タロ子さん、なにか選んでいるようですね?
声を聞いてみましょう。

タロ子:
「自分で掃除するか、
それともプロに代行をお願いするか……」


どうやら二つにひとつ、
方向性を決めようとしていますね。


では、改めてカードをご覧ください。

城壁に立つ人物が、
左手でワンドのこん棒を握り、

もう一本は、城壁に固定されています。
つまり、『選択肢が2本』ありますね。

固定されたこん棒、
それは“自分で片付ける”という
もうすでにやってきた、従来のやり方。

それでは、固定されたままです。


では、もう一本の、
握りしめたワンドはどうでしょうか?

「家事代行サービス」という、
本人にとっては、新しい選択肢であり、
冒険です。

ーー冒険する?しない?

どっちの方向がよいのでしょう?
“自分がいま立っている場“
で解決しますか?

でも、
タロ子さんも、カードの人物も、
遠くを眺めています。

その“遠く“って、どこまで?

ワンド2のカードに描かれた人物の手元には、
“丸い地球儀”があります。

視点はもはや、今いる場所でなく、
『グローバルな広い視点』です。

あ。
タロ子さんも、
片手に地球儀……もとい、
スマホをにぎっていますね?

スマホといえば、地球儀のように、
まるで世界とつながって、
視野が広がりますね。


タロ子:「よし!プロに頼もう!」

タロ子さん、スマホで申し込んだようです。


ということで、
ワンド2のキーワードは、
「選択・方向性が決まる」でした。

✳︎


さて、
“憧れの部屋にしたい!“
という理想へ向け、
片付けの方向性が決まった、タロ子さん。

でも、物語はまだ始まったばかり。

土曜の朝、果たして
休日に部屋はキレイになるのか!?


次回、
ワンド3「黄金の船に希望を託して」
です!お楽しみに。

✳︎

『星のエンタメ☆』〜タロット劇場〜

あなたの星が実りますように。
東水みのり





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