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[タロット劇場#3]ワンド(3)小アルカナ物語
タロットのストーリー仕立てシリーズ Ⅰ 、ワンド3。 ★これはタロ子が日常のなか、幸せ見つける、 小アルカナ物語。 タロット劇場、はじまりはじまり。★ 前回は 「片付けの方法が決まったタロ子」 でした。 今回はワンド3番目のカードです。 というのも、前回では、 “散らかった部屋を自分ひとりだけだと、 片付けが間に合わない“ と判断し、プロの業者に依頼したのですが……。 おや?何やら現場が騒がしいですね? ふむ……。 どうやら、タロ子さんの部屋で、 片付け代行業者の人が作業しているようです。 では、現場の声を聞いてみましょう。 タロ子: 「プロに依頼してよかった〜。 なんだかキレイになりそう!」 あらま。 タロ子さんったら、 崖の上から……じゃなくて、 別室から見守っているようですが、 なんだか嬉しそうですね。 明確なビジョンと、 確かな手応えを感じているようです。 希望に満ち溢れていて、 部屋の照度も一段と黄色……ではなく、 明るく見えますね! 今一度、ワンド3の絵に目を向けてみると、 黄色に輝く海に、いくつかの船が描かれています。 (背景の黄色と同化して分かりにくいのですが) この船は、 “カードに描かれた人物が所有している船“ だといわれています。 背中を向けて立っている人ですね。 ……おっと! ここで現場でも何やら動きがあったようですね? タロ子: 「プロの動きがまるで、黄金の船のようだわ……♪」 なにやらタロ子さん、嬉しそうですね。 展望が広がっていきそうな予感は、 背中で語っているようです。 さて、背中といえば、 ワンド3の絵をまたご覧ください。 このカードの、後ろ姿である船の所有者も同じく、 自ら舵をとるわけではなく、 船に同乗するわけでもなく、 あえて、海を見渡せる場所に立ち、 そこから指示を出しているのです。 タロ子さんも別室から見守っていますよね。 つまり、この人には協力者がいる、という暗示です。 あえて“自ら片付ける“手段ではなく、 プロという協力者に代行してもらったというわけですね。 所有する船……もしくは、持っている金銭を使って。 だからこそ、成功のビジョンが広がりそうです。 なぜなら、 整頓された部屋になったら、一歩前進。 その先の “憧れの部屋という理想“ へ向かう、 準備が整うからです。 だって、ほら。 船が目的地へ行き、理想を叶え、 その船が帰って来れば、 いったい何が手に入りそうですか……? ということで、 ワンドのキーワードは、 「希望・協力者・次へ進む準備」でした。 部屋もキレイになってきて、 タロ子さんも確かな手応え、 感じているようですよ。 今は土曜日の午後、 週末に間に合いそうです! ところで…… そもそもタロ子さん、憧れの部屋になったらば、 いったい何をやりたかったのでしょうか? ということで次回、 ワンド4「喜び!ウキウキ!お家で女子会!」 です!お楽しみに。 * * * * * * * * 『星のエンタメ☆』〜タロット劇場〜 (また次回、お耳にかかります) あなたの星が実りますように。 東水みのり ※この記事の内容は、stand.fmにも投稿します)