![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164300212/rectangle_large_type_2_5a567ffaccf1d125e59d7dd4b76e31d7.png?width=1200)
おまえたちが年末年始にやることは、『BLUEREFLECTION RAY/澪』を見て、『BLUEREFLECTION TIE/帝』をプレイすることだ
某所のアドベントカレンダー企画に寄稿した記事です。
はじめに
ブルーリフレクションシリーズ(以下ブルリフ)はイラストレーターの岸田メルが監修を務めるメディアミックス作品で、今までに家庭用ゲーム、アニメ、ソシャゲなどの媒体で展開されてきた。
なんでわざわざ今勧めるかというと、アニメオタク加入率No.1サイト、dアニメストアでの配信が復活したからだ。
(配信終了が突然告知され、数か月見れない状態が続いていた。澪は諸事情により円盤の発売もないため、サブスクやTV放送の録画などでしかまともに見る方法がない)
『BLUE REFLECTION RAY/澪』
――私が私でいられたのは、お姉ちゃんがいてくれたから だから、私もね…… 失踪した姉・美弦を探す平原陽桜莉は、転入生の羽成瑠夏と運命的な出会いを果たす。 自分の信じる道を突き進む陽桜莉と、人との付き合い方が分からず不器用な瑠夏。 正反対の二人は、偶然にも同じ指輪――『Blue Reflection』を手にしていた。 指輪は光り、少女たちの想いの暴走を陽桜莉と瑠夏に知らせる。 そして今、それぞれの想いをかけた戦いが始まろうとしていた――。
(アマプラでも見られる。)
ブルリフシリーズは、簡単に言えば変身ヒロインものだ。想いを守る戦士「リフレクター」に選ばれた少女たちが戦う。(正確に言うと作品によってリフレクターの定義が異なる。詳しくはプレイして確かめてほしい)
『澪』は、”想い”を様々な面から描いており、その人にとって忘れたい嫌な記憶を消してしまうのは悪い事なのか?本当に正しい想いとは何なのか?といった問いを投げかけてくる。
全体を通してストーリーは暗い雰囲気で、悲惨な生活をしていたキャラクターも多い。
例として主人公を挙げよう。
主人公・平原陽桜莉(ひらはらひおり)は姉の美弦(みお)と母親の三人で暮らしていた。そんな中、ある日突然「電球を買ってくる」と言い残し、通帳と印鑑を残して失踪している。
このようなキャラクターがゴロゴロいるため、苦手な方は見ない方がいいだろう。
しかし、そんな絶望の中でも想いを捨てず、人の想いを守る強さを持つ陽桜莉をはじめとするリフレクターの姿は必見だ。
下記に何人か好きなキャラを紹介する。
![](https://assets.st-note.com/img/1733225645-b2xDG5W6UmZfiovrHSNQl8z0.png)
山田仁菜。絶望のなかで陽桜莉の姉・美弦と出会い、彼女を「お姉さま」として慕うようになる。公式ページのキャラ紹介にある「好きなもの:おにぎり、詩集」が完走してから見ると泣けてくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1733226282-FNUCsDbkmKeHoqSuydnxwTQ1.png)
駒川詩。澪のストーリーにおけるトリックスター的存在で、痛みこそが生の実感を与えてくれると考えているため、常に痛みを求めている危険人物。
暗いシーンが多い本作でギャグ要員となることも多い。
ちょっとネタバレになるが、彼女がなぜ痛みを求めるようになったのか、その深い理由は澪の中では明かされない。澪は陽桜莉たちを中心とした想いを守るリフレクターが中心の話であるためだ。
彼女の真実が明かされるのは、続編の家庭用ゲーム『BLUEREFLECTION TIE/帝』だ。澪を見て帝をプレイしないというのは、『やがて君になる』をアニメだけ見て原作を読まないレベルのもったいなさだと思っている。
アニメは序盤がわかりにくいので、山田の真実が語られる6話あたりまで一気見するのがオススメ。
OPとBGMも良曲ぞろい。
『BLUE REFLECTION TIE/帝』
ブルリフ帝は、周囲を海に囲まれた学校だけが存在する異世界に飛ばされた少女・星崎愛央が主人公の家庭用ゲーム作。
「特別」に憧れる愛央が、記憶を失った少女たちとの交流と冒険を通じて、本当の「特別」を知ることになる。
《ストーリー》
突き抜けるような青空、周りに広がる透明で美しい水面、じりじりと肌を焦がす太陽。
――夏の風景の中、1人の少女は、まるで取り残されたようにこの世界へと迷い込んでいた。
少女の名は星崎愛央。
ぽつんと漂う学校では、記憶をなくした3人の少女たちが暮らしていた。
お互いに分かるのは名前だけ。
愛央は戸惑いながらも元の世界に戻る手がかりを探すため、彼女たちとの奇妙な共同生活をすることに。
そんなある日、学校と辺り一面に広がる水しかなかった世界に、突然新たな景色へ続く道が現れる。
道の先にあったのは、どこか見覚えのあるものが不規則に存在する不思議な場所。
戸惑いながらもその全貌を確かめるため、歩みを進めたとき――そこには見たこともないモンスターの姿があった。
窮地に陥ったとき、少女たちは不思議な力を手に入れる。
夏を閉じ込めたような世界、記憶を失くした少女たち。
謎が解けるとき、少女たちは何を手にするのだろう。
ジャンルはRPGだが、ドラクエのような完全コマンド式ではなく、リアルタイムで進行していくバトル形式となっている。時間経過で溜まる行動ポイントをまとめて消費すれば、『ブレイブリーデフォルト』シリーズのブレイブさながらの連続攻撃も可能。
そして前述したとおり、駒川詩も帝に参戦している。彼女も記憶を失っているため、「きれいな詩さん」などと界隈で呼ばれることもある。
詩がなぜ、痛みを求めるようになったのか。なぜ詩は周りにも痛みを求めたのか。その真実は、ぜひプレイして確かめてほしい。
というか、澪を最後まで見た人なら「きれいな詩さん」を見るだけでも本当に面白すぎるためそこだけでも見て欲しい。
こっちのBGMも良い。
セール中!
/
— 「BLUE REFLECTION」総合 (@BR_general_info) December 2, 2024
「BLUE REFLECTION」シリーズがお得‼#PlayStation® 30th Anniversary セール開催🎉
\
期間限定で下記PSタイトルがお得に‼️
🔷初代 #ブルリフ 75%オフ✨
🔷#ブルリフT 60%オフ💡
🔷各種シーズンパスやDLCも🉐
この機会に少女たちと夏の冒険にでかけましょう☀️
オイ!なんか初代ブルリフとか書いてあるけど!?
メディアミックス順でいうと澪は2番目、帝は3番目の作品。澪を楽しむだけなら初代をやらなくても問題は全くないと思うけど、帝をするならやっておいた方が盛り上がる要素はある。
でもゲーム2本は大変なので、個人的オススメは澪(アニメ、2作目)→帝(ゲーム、3作目) 帝の駒川詩まわりの話は澪から通じるシリーズのトロだと思っているので、帝をする前にとにかく澪は見て欲しい(陽桜莉や詩加入前までなら普通にゲームを進めてもいいと思うけど)
おわりに
以上、ブルリフシリーズについての話でした。現在のセールはPSストアだけですが、Steam、ニンテンドーeショップなどでもセールがよく行われているので、ウィッシュリスト登録だけでもお願いします!!
ここまで読んでくださってありがとうございました!