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放送大学の心理学実験(基礎)を受講しました。

AIはヤバい?危険?規制すべき?
ヤバいも、危険も、規制すべきも、AIじゃなくてニンゲンよと思う派です。Higashiyamaです。

放送大学の面接授業に関する記事を2つ書いてみたけれど、誰からのお役にたてているのかしら?

そんなことを考えながらこの記事を書いております。ライブWeb授業の心理学実験(基礎)。受講を検討されている方向けに、受講前に気になりそうなポイントをQA形式で。学習センターでの心理学実験の面接授業である心理学実験1との比較も交えて。講義や検査の内容にはあえて触れません。では参りましょう。


Q1. どの先生の授業を受講したのですか?

米谷 淳(マイヤ キヨシ)先生の授業を受講しました。
後述するライブWeb授業システムを通じた質問に対して、めちゃくちゃ迅速に回答をくださったことがとても印象に残っています。年末の問い合わせにも、その日の内にお返事くださって恐縮でした。
ライブWeb授業は開講してからまだ2年目?と、放送大学としても運営知見はまだまだ蓄積中なのだと思いますが、米谷先生は既に授業の進行を独自に工夫・変更されているようでした。受講生の状況に合わせて柔軟に対応していただけたのも大変ありがたかったです。

Q2. 予習は必要でしたか?

予習は必要ではありませんでした。
ただし、放送授業の心理学統計法でも登場するHADを利用する回がありますので、心理学統計法を事前に受講していると、よりスムーズに学習を進められると思います。

Q3. パソコンのスキルは求められますか?

必須です

  • ライブWeb授業はZoomで行われます。

  • レポート提出や先生との質疑は、システムwakaba内からアクセスするライブWeb授業システムで行います。

  • レポートはPDFで提出します。

  • 前述の通り、HADを利用する回もあります。

  • Web上で自身で実験を行い、その結果をスプレッドシートでまとめて提出する作業があります。

  • ある実験では、Zoomで自身の画面を共有したり、実験参加者の発言をその場でメモして他メンバーの共有するといったグループワークも発生します。

ということで、パソコン操作(Zoom, Webブラウザ, スプレッドシート)に不慣れな方にはおすすめはしにくい授業です。

Q4. 授業は難しかったですか?

心理学実験1と同様、授業内容が「全く理解できなかった!」というような難しさはありませんでした。
授業は大きくオンデマンド授業とライブ授業の二つに分かれます。

オンデマンド授業では、配布資料の自学、動画教材の視聴のほか、Web上での実験実施、実験結果の提出、他受講者のレポートへの評価といった作業が含まれます。

ライブ授業は決められた日時にZoomで受講します。グループにわかれて実験結果を考察するといったグループワークもあります

パソコン操作に不慣れな人の場合、授業内容とは異なる点で難しさを感じてしまう可能性があると思います。

ちなみに、Web上での実験実施には30分くらいかかると想定しておいてください。集中力も必要です。5分-10分では終わらないので、職場の隙間時間で実施しようとする場合は注意です。

Q5. レポートは難しかったですか?

これも心理学実験1と同様、難しかったというよりも、時間がかかりました。
実施した4つの実験を対象に作成、すなわち4本の作成が求められます。締め切りは授業の進度に合わせて、それぞれ別々です。いずれも1-2週間で書き上げます。レポートの書き方も心理学実験1と同様、ライブ授業で丁寧に説明されます。

心理学実験1と比べて違ったところは、グラフ作成やt検定が必須ではなく加点対象だったこと。授業中にHADを利用することはありますが、HADを利用しなければレポートを完成させることはできないわけではありません。とはいえ、平均や標準偏差を表形式でまとめるレベルは求められるので、最低限のスプレッドシートスキルは必要と言えるのではないでしょうか。

もう1点違うのは、レポート以外の作業が求められる点です。先述の通り、他受講者のレポートを評価したり、Web上で自身で実験を行い、その結果を提出することも求められます。

Q6. 受講者の年齢層や男女構成は?

いくつかの実験で、受講者の年齢層と男女の数が数値化されました。なぜか実験ごとに微妙に集計結果が異なっていたのですが、初回実験での集計結果によると、受講生全24名、内女性16名、男性7名。平均年齢49.6歳、標準偏差10.6でしたご参考まで。

Q7. 他の受講生と交流する機会はありますか?

交流する機会あります。グループワークでいろんな方とお話しすることができました。ライブWeb授業なので、日本全国からご参加されていて、記憶する限りでも北海道, 新潟, 東京, 神奈川, 兵庫, 山口と、地理的にも多様な受講生層でした。
講義パートはオンデマンド授業でカバーされていた領域が多かったからでしょうか、心理学実験1よりも他の受講生とディスカッションできる時間は長かったように思います。ちなみに、ライブWeb授業システムでも掲示板のような形で受講生同士が交流できる環境が整えられていますが、残念ながらその仕組みは活用されませんでした。なにかしら投げ込んでみれば良かったとちょっと後悔しています。

こんな感じでしょうか。ネガティブに捉えられてしまいそうな記載もあったかもしれませんが、個人的には心理学実験(基礎)の受講体験はとても良かったです。パソコン操作に不慣れな方にはおすすめしにくいと書きましたが、逆に言うと、パソコン操作に不安さえなければおすすめです。少しでもご参考になれば!

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